カテゴリ:全学年へ伝達事項
<ルールを守らない人がいることの重大性その2> ルールを守らない人がいるとルールがドンドン増えていくという話は1つ前でしました。 しかし、「ルールを守らない人がいることによる問題点」はもう1つあります。 それは、料金が上がるということです。
冒頭の話(マックのゴミを捨てていった話)に戻ります。 冒頭で中学生がマックのゴミを捨てていった話をしました。そのゴミを私が捨てたという話です。当然、西東京市の有料ゴミ袋で捨てました。 さて、上記のことが繰り返されたとしたらどうなるでしょうか。西東京市の有料ゴミ袋と言っても、費用はそれほど高いわけではありません。しかし、これが大量となれば話は別です。するとどうなるでしょう? 場合によっては、そのゴミ袋代を授業料に転化する塾もあるかもしれません。
<料金が上がる例2> 昨夜の件も同様です。 塾を出た後に、どこかに寄り道して帰宅しない。これを繰り返す子がいれば、塾としてはその対策として、「メールで登下校を知らせるシステム」を導入するかもしれません。 その導入費用は誰が持つのでしょうか?私でしょうか? いえ、違います。 他の塾生が負担するのです。 もしメール通信機能を導入すれば、入塾の際の手間が増えるので入会金は1000円程度値上げすると思います。また、毎月の管理や維持にも費用が発生するので、当塾もいよいよ「維持費」を導入することになるでしょう。 このように、一部のルール違反者のせいで、費用が上がっていくのです。 (机を傷つける子もいます。これも維持費や諸経費が上がっていく要因です)
数年前、大学入試の最中に、携帯から「ヤフー知恵袋」に質問を書き込んだ受験生がいました。かなり話題になったニュースです。 この事件の結果、大学入試では、携帯のチェックが以前よりも入念になり、試験監督の人数も増えました。ここでかかる人件費というのは、かならず受験料に上乗せされます。 これも、「一部のルール違反者のせいで、費用が上がっていく例」です。
<自習室閉鎖の例> 1つ前のブログで書いた自習室閉鎖の件。これも閉鎖せずに継続していく方法もあります。 例えば、自習室利用の前に、事前に親から電話をかけ予約してもらう。そして、帰宅時は私から「これから帰らせます」という電話をご家庭に入れる。こうすれば完璧です。しかし、この電話応対は果たして誰がやるのでしょうか。 塾長はそこまで時間は取れません。そこでスタッフを入れることになります。結果的に、スタッフの人件費の分、授業料は間違いなく上がります。当然、せっかく雇ったスタッフに仕事を与えねばなりませんので、現在、全学年全教科私が行っている授業を、2~3割程度大学生アルバイトにやらせることになります。
最終更新日
2013年09月10日 18時09分44秒
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