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進学塾キャラベル 西東京市 都立自校作成・難関私立高校受験

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2014年06月23日
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カテゴリ:全学年へ伝達事項

「仕事(勉強)の量は、完成のために与えられた時間を全て満たすまで膨張する」


これは有名なパーキンソンの第1法則ですが、どうも中1クラスの子達の勉強法を見ていると、上の法則通りになっているように思えてなりません。


例えば、典型的なのは、地理や歴史の教科書を一字一句全て書写するという勉強法びっくり

この勉強法を採っている子が数名いましたしょんぼり

今回の試験範囲に限って言えば、たった15ページほどなので、その勉強法でも可能かもしれません。しかし、今後、範囲が増えてきたときに全く通用しない勉強法です


よく考えてみてほしいのですが、中学社会科は、地理と歴史の2冊を中1と中2の2年間で終わらせるわけです。(正確には歴史は中3まで行うように指導要領が改訂されましたが・・・)

つまり、単純計算で1年間1冊ペースです。これは他の教科も同様です。

1冊約250~300ページとして、それを年5回の定期試験に分けると、1回の試験範囲は「平均約50~60ページ前後」になるわけです。

仮に今回の試験範囲が15ページしかなければ、本来試験範囲に入るはずだった残り35~45ページ分が次の試験以降に追加されます。したがって、次回以降の試験範囲は、50ページを優に超えます。

その時に(試験範囲が増えたときに)今やっている勉強法は可能かどうかよく考えてみてください

「今はまだ試験範囲が少ないから、このやり方でやりたい!」という子もいるでしょうが、範囲が増えたときに対応しても遅いのです。今のうちからやり方を変えてください

※これは大人でもよくやりがちですが、仕事が増えてから対応しても「時すでに遅し」です。大手塾で言えば、生徒が増える「前」に新しい先生やスタッフを雇っておかないと、対応が後手後手に回ってしまいます。


はっきり言ってしまえば、中1の今の時期なら、試験勉強は3~5日程度で済ませたいものです。

厳しい話をしますが、たかだか中1程度の内容で」、「今のような狭い試験範囲で」、「2週間も3週間もかけなければ点数が取れない」という状態では、すでに限界まで来ています。今後の高校受験はもちろん、大学受験では全く通用しません。

ですから、中1の試験勉強は出来れば1週間以内で450点を確保してほしいというのが本音です。


そのためには、今から勉強法を変えること。長時間、部屋や塾にこもって勉強することは、それはそれで大変素晴らしいことなのですが、正直に言ってしまうと、中1の今の時期から猛勉強しないと付いてこられないというのでは、先行きが不安です。(もちろん、既について行けていないのなら猛勉強してください。そこは誤解しないように・・・)

「普段から15分で良いので、寝る前に1日分の復習をし、試験勉強は1週間で済ませるくらいのレベルに徐々に上げていくこと」が今後の目標でしょう。


※誤解なきように言っておきますが、これは「1週間前になるまで試験勉強をしてはいけない」とか「1日数時間も勉強をしてはいけない」と言っているのではありません。中学生は時に都合の良いように解釈するので、その点は誤読しないようにしてください。

ここで言いたい要点は

・今やっている勉強法は、範囲が増えた際にも通用する勉強法なのかどうかを確認すること

・学校の試験勉強に「3週間前からスタートし、1日数時間の勉強」をしなければならないようでは、今後高校入試や大学受験で全く通用しない。だから、学校の試験勉強程度なら、「1週間前からスタートし、1日2~3時間」で点数を取れるようにならなければならない。そうなるために、今から勉強法を変え、記憶力とスピードを上げていかなければならない、ということです。

そして、矛盾するようですが、記憶力とスピードを上げるためには、やはり量をこなさなければならないわけです。その点を「小学生段階でクリア出来ている子」と「クリア出来ていない子」が混在しているのです。このあたりの補足説明は授業内で少しずつしていきます。

 

 

★おまけ

早いもので、息子もそろそろ4ヵ月です。明日3ヵ月検診に行って参ります。

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最終更新日  2014年06月23日 16時27分05秒
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「キャラベル(Caravel)」は、大航海時代に活躍した小型船です。操舵性が大変高く、逆風でも前進できるのが特長でした。

「キャラベル船」と同時期に活躍していた大型帆船「キャラック」は、大量の物品を積むことができたので、商業・貿易は大きく発展します。つまりビジネス向け・お金儲け向けの船です。しかし、多くの人員・スタッフが必要で、航行精度という面で弱点を抱えていました。とりわけ、強風は苦手で、逆風が吹くと転覆する可能性も大きかったと言われています。

そこで登場したのが「キャラベル」です。キャラベルは大変優れた操舵性とスピードを兼ね備えていました。必要な人員も少なくて済み、費用面でも大変優れていたと言われています。小型で小回りが利き、逆風の時でも風を味方につけ、精度の高い航海が可能になりました。「キャラベル」の登場により、大航海時代の活動範囲は大幅に広がっていき、数々の偉業が達成されました。


塾も船と同様です。

大型の塾には大型の塾なりの良いところがあります。しかし、規模が大きくなればなるほど、多くのスタッフが必要となり、授業料も高くなってしまいます。「生徒の学力アップのため」に各種講座や合宿を行うのではなく、「社員の賞与(ボーナス)のため」に特設ゼミや合宿を開催するという本末転倒な経営になってしまいます。

こうした大手塾が都立高校を受験をする上で必ずしも適している訳ではありません。
せっかく授業料の安い都立高校に入れたとしても、その前段階として、塾に何百万円ものお金をつぎ込んでいては、あまり意味がありません。

進学塾キャラベルは、教室の規模を最小限に抑え、高い操舵性を重視しております。また、塾長が指導にあたることにより、授業料も最小限に抑えています。キャラベルは、保護者の方が求めている操舵性と経済性を兼ね備えた進学塾です。

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