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中3生の皆さんは、来週から春期講習が始まります。
通常授業はいつものようにあり、そこに追加される形で春期講習が入ってきます。 AB両クラスとも、日程を間違いないよう確認しておいてください。 ◆中3Aクラスの女子がサッカーW杯最終予選のサウジアラビア戦のチケットが手に入ったようでお休みするという連絡がありました。奪い取って、かわりに行ってこようかと思いましたが、授業があるためあえなく断念 ![]() ◆また、中3Aクラスの男子3名が春期講習中に16:30に早退するとのこと。 聞けば、神宮球場にヤクルト対中日戦を見に行くとのことです。 これはダメですね ![]() 16:30に早退ということは神宮球場に到着するのが試合開始ギリギリです。 いいですか。よく聞きなさい。 野球観戦というのはシートノックから見て初めて野球観戦と言えます。 さらに、「大変長らくお待たせいたしました。ただ今よりセントラルリーグ公式戦、東京ヤクルトスワローズ対中日ドラゴンズの予定スターティングラインナップとアンパイアをお知らせいたします」というウグイス嬢のアナウンスを聞くところがテンションマックスなのです。→そして19(いちきゅー)へ ※神宮は発表時にイチキューですね さらに試合前にトイレに行ったり、弁当やビールを仕入れたり、グッズを買ったり・・・ これらの時間を考慮すると・・・ というわけで、もう少し早く塾を出ましょう。絶対に負けられない戦いが、そこにはある。 ※3人とも450点前後取る学年上位(中には1位、2位レベルの子も)の子。やるべきことをやっているならば、遊びも部活も思いっきり楽しみましょう。一人の子は保谷シニアです。(あの井口資仁の出身チーム。私も同い年です。高校時代も合同練習で一緒にプレーしています。彼は國學院久我山、私は成蹊) ここから塾生には関係のないお話。 さて、私は最近ひたすら英文法の研究中です。 下段の右から7冊目、最新版の「英文法総攬(緑色)」を購入してきて、通読中&書き込み中です。 ![]() 英文法総攬の右にある2冊(「黄色ロイヤル」と江川の「英文法解説」)は確か2011年に通読完了。結婚した年だったと記憶しているのでたぶん2011年。 英文法総攬の左隣にある「青ロイヤル」は2008年と2009年に通読完了。これはキャラベルを開業して一年目にひたすら読んでいました。塾の先生なら通読しておきたい1冊です。 その後、青ロイヤルの左にある「現代英文法講義」を5年がかりで通読。かなり時間がかかりました。この本はヤバいです。本当に何でも載っています。 そして、右から8冊名の「表現英文法」(通称GFE)は2015年、第一子が赤ちゃんの頃に読みました。 このあたりの本を読めば分かりますが、予備校の先生や有名な先生が出版している「分かりやすい参考書」の元ネタはほとんどこのあたりです。中には「従来の英語教育では、こうやって教えられてきただろうけど、これ1つだけ覚えておけば。。。」みたいな教え方をしているSディSリのS先生の元ネタなどは、すべて上記英文法書に書いてあります。 あとは下のような総合英語系の文法書の「コラム欄」「豆知識欄」に大抵のことは書いてありますね。 ![]() ※総合英語系で一番好きなのは、右から4冊目「よくわかる英文法」ですね。同じ著者の著した「サンライズ英和辞典」も一番好きな辞書でしたが、いろいろな事情があり、絶版です。でも、今後も間違いなく自分の中ではサンライズ英和辞典が最高です。 ※辞書に関して、一時「物書堂」というアプリに何十冊も入れていましたが、最近、再び紙の辞書に戻しています。スマホやタブレットは脳への影響を考えると、あまり良くないですし、意識的に紙の辞書へ回帰しています。 ◆そして、このたび、2年前の発売日以来、ずっと買おう買おうと思っていて買っていなかった「英文法総攬」を購入し、書き込みしながら読んでいます。 「英文法総攬の大昔のバージョン(左から9冊目)」に比べ、かなり読みやすくなり、ボリュームも増えています。情報構造の章も追加されていて楽しいです。 同じ開拓社から出ている「現代英文法講義」と並び、現在発売されている一般的な英文法書としては情報量は双璧と言えるでしょう。(生成英文法などの書物は除く) ただ、不思議なのですが、参考文献にお互いの本が載っていないのですよね。同じ開拓社ですし、どちらも非常に内容面の価値の高い本なので参考資料として載っていてもいいはずなのですが・・・ 安藤さん(現代英文法講義)と安井さん(英文法総攬)、仲が悪かったのでしょうか・・・ ◆そこで気になって色々調べてみました。 本棚上段の一番右に「新英文法辞典」という本があるのですが、この本は文法書のオールスターみたいな本です。 荒木一雄、江川泰一郎、林栄一、小西友七、日下部徳次、太田朗、安井稔、大塚高信の共著です。 英文法解説の著者江川さんは、得意分野の代名詞を担当していますし、英文法総攬の安井さんは得意分野の動詞を担当しています。ジーニアス英和で有名な小西さんは、やはり得意分野の語法を担当。それぞれの学者がそれぞれの得意分野を執筆している英文法書のオールスターとも言える本で、私も予習の際によく参考にします。 ただ、この本にも安藤さんが参画されていないので、おそらく安藤さん(現代英文法講義)と安井さん(英文法総攬)は接点がないのかもしれません。 ◆しかし、お互いに参考文献に挙げていらっしゃらないのが、私にとってはかえって都合がいいのです。 研究内容でかぶっていない解説も大変多いため、 1 「英文法総攬」を読みつつ、「現代英文法講義」の同じ文法ページを開く 2 「現代英文法講義」に書いてあり、「英文法総攬」には書いていない知識を英文法総攬に書き込む という手順で週に1章~2章ペースで読み進めています。 はい、そうです。変人です。暇人です。 ところで、私の好きな映画に「ペーパーチェイス」という古い映画があります。今も年に1回くらい見て、勉強のモチベーションを上げているのですが、この映画の舞台はハーバード法科大学院。全寮制の法科大学院での様子を描いた青春映画です。 登場人物のみんな、とにかく猛烈に勉強します。 この映画の中で、一年生のメンバー6人が週に2回集まり、勉強会を開くシーンがあります。それぞれが「刑法」「契約法」「財産法」など分担を決め、それぞれの授業の要約ノートを作ります。そして、週2回集まった時に、その要約ノートを交換し、発表するという段取りです。 私も英文法の勉強会を開こうかななんて思っていて、 6人くらいの塾の先生が集まり、それぞれ「ロイヤル英文法」「現代英文法講義」「英文法総攬」「英文法解説」などなど担当する本を決める。 そして2週間に1回ほど集まり、毎回、「助動詞」「受動態」「分詞構文」などテーマを決め、その要約を発表する。 うん。誰も来ないでしょうね。分かってます。一人でやります。 ※ちなみに、ほとんど持っている人はいない本ですが、英文法マニアの塾の先生は安井先生のこれもおすすめ。安井先生が動詞に関する造詣が深いことがよく分かる1冊です。 各ページ、例文が1つ載っていて、その1つの例文に関して、何ページにもわたり詳しい解説が書いてあります。(この本は通読はしておりません) ![]() ![]() では、塾生の皆さんもたくさん勉強しましょう。 努力だ、勉強だ、それが天才だ。誰よりも、3倍、4倍、5倍勉強する者、それが天才だ。(野口英世) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2025年03月23日 06時42分37秒
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