入試結果(16期生) 15時段階
<都立 自校作成校 15名>(50音順)青山(1名)国立(1名)国際(2名)国分寺(4名)新宿(1名)立川(2名)戸山(2名)西(1名)日比谷(1名)※昨今の私立志向もあり、キャラベルでも私立高校を第一志望とする子が多く、昨年に引き続き、今年も自校作成受験者が少ない年でした。今年の中3Aクラスは、偏差値的には塾史上で最も低い代で、1月の最後の「自校作成もぎ」では偏差値70超えが2名のみ(一人は国立、もう一人は慶應義塾に進学)。偏差値65以上に広げても5名しかいない状況でした。※日比谷に合格した子も最終的に偏差値は63だったので、最後まで出願するか悩んでいるようでしたが、そこは「本番頂点、逆転のキャラベル」を合い言葉に?果敢に挑戦し、合格を掴みました。日比谷は過去16名受験で15名合格です。※多くの塾では、安全校に2ランク、3ランク下げさせる中、多くの子が「真冬の大冒険」をしてしまうのがキャラベルの伝統。ネット上やXでは、D判定やE判定は無理と言われているそうですが(←保護者の方からの又聞き)、私の感覚では「そうでもないかな・・・」というのが個人的見解です。その要因の1つは、過去の合格体験記に頻繁に出てくるアレかな~と思っています。※国分寺に合格した子のうちの一人は、清瀬市から通っていた子ですが、入塾段階ではとてもではないですが、自校作成校は難しいと思いました。中1時代の中間テストを見せてもらったのですが、基本問題ばかり構成されているかなり易しい部類の定期テストでした。その定期試験で35点(2学期)しか取れていなかった生徒です。そんな子が努力すれば自校作成校に合格できます。受験は夢がありますね。※立川の国語は易化(いか)したとの噂。塾生の一人も選択問題は1問ミスだったとのことです。また、数学では直前期に指導した円の方程式に関する問題が出ていたそうです。※新宿に合格した子は、中2までBクラスにいた子です。この子も大逆転。他にもここには書けない事情を抱えながら懸命に頑張った子達もいます。まさに今年は「逆転のキャラベル」でした。<都立 共通問題校 12名>(50音順)清瀬(2名)小金井北(1名)小平(2名、うち外国語1名)調布北(1名)東大和南(1名)武蔵野北(5名)※清瀬に合格した2名はBクラスの子ですが、二人とも最終盤はコツコツと頑張りましたね。「コツコツは合格の足音」と言われていますが、それを体現してくれたと思います。調布北もBクラスの子です。素点内申で34しかなく、「ちょっと怖いな・・・」と思っていましたが、無事に合格しました。当日は全科目80点平均を取らねばならない厳しい戦いでしたが、理科96点をはじめ、過去最高点を当日たたき出しました。武蔵野北は昨年に引き続き5名ですね。塾から一番近い高校です。スラムダンクのモデル校のとても良い高校です。共通問題に合格したメンバーも、ここには書けない色々なことがあり、このブログに書いてある数字や高校名だけでは判断できないドラマがあったことをここに書き記しておきます。<私立・国立・高専など 14名>(50音順)青山学院(1名)錦城(3名)慶應義塾(1名)國學院(1名)昭和鉄道(1名)拓一(2名)中大杉並(1名)日体荏原(1名)法政大附属(1名)目白研心(1名)早稲田高等学院(1名)※青山学院はキャラベルからは10年ぶりの受験でした。見事合格。10年前に受験した柳沢中の子に続き、2人目の合格です(今回は保谷中)。※昭和鉄道は当塾からは初。以前、勤務時代に昭和鉄道を受験したT君という子がいて、なぜか小テストもノートも学校の提出物も全てボールペンで書くという不思議な子でした。今回キャラベルから受験した子は丁寧な文字を書く子で、彼が運転する電車なら安全ですね。夢である電車の運転手、頑張ってください。(電車でGOなら負ける気しません)また、日体荏原の子は新体操少年。ソウル五輪のIさんにも教わっているそうで、自分が好きなことに熱中できる学校が一番ですね。※法政大附属と中杉と早大学院の3人も、本人達が一番ビックリしてましたね。おめでとうございます。※不合格になってしまった子へ最後の授業でも、その前の授業でも言いましたが、人生の分かれ道や選択は、現時点では正解なのか不正解なのか判断できません。学力的な観点で言えば、今回合格した場合でも不合格になった場合でも、ここまで勉強した学力が本日3月3日に減ったり増えたりすることはありません。勉強する場所(高校)や周りの友人は異なるかもしれませんが、学力面ではどちらで勉強しても同じ位置からのスタートです。また、今後の人生で、きっと「生涯一の喜び」が訪れる瞬間があるでしょう。それは大学合格かもしれませんし、資格試験合格かもしれません。あるいは結婚かもしれませんし、出産、就職、出世、その他のことかもしれません。いずれにしても、あなたのこれからの人生で「生涯一の喜び」は必ず訪れます。その喜びは、本日仮に第一志望の都立に合格して、その高校に進学していたとしたら、出会えないはずの喜びです。今日落ちたからこそ、第2志望の高校に進んだからこそ、そのルートで人生を歩んだからこそ、その「生涯一の喜び」に出会えるのです。きっと将来、その「生涯一の喜び」の日に立ち会ったとき、「あの時、高校受験で落ちて良かった」と思う日が来るはずです。第2志望の高校へ進学し、そこで友人や高校の先生と出会い、そのコースを歩んだ場合にしか、その日はやってきません。スティーブジョブズの有名なスピーチで「点と点は繋がる」という話がありますが、そういうことです。「将来をあらかじめ見据えて、点と点をつなぎあわせることなどできません。できるのは、後からつなぎ合わせることだけです。だから、我々はいまやっていることがいずれ人生のどこかでつながって実を結ぶだろうと信じるしかない。」あまり悲観的に考えず、前向きにいきましょう。stay hungry, stay foolish.<本日のビックリエピソード>先ほどご挨拶に来てくださった子とお母様からお聞きしました。小学6年生の時に、その塾で都立中受験をしたそうですが、本日電話がかかってきて、合否結果を訊かれたそうです。電話1本で合格実績を1人追加するとは・・・クリビツテンギョウイタオドロです!というわけで、戸山高校ですが、某大手塾の合格者とダブルカウントされていますので、あちらのHPの実績を見たら、戸山高校の人数からマイナス1しておいてください。今後もみなさんのご家庭にお電話が来る可能性がございます。ご判断はお任せいたしますが、「受からなかった」と言って電話を切るのが良いかなと思います。その合格実績を見て、「あ、この塾えーなっ!」(なぜか関西弁)と言って入塾される方もいらっしゃいますし・・・