熟子塾

イラストが可愛らしくて、読んでいたママブログ「甘味生活」


「甘味生活」



久しぶりに覗いてみたら、被災されていました。
東北の方だったのね。

被災地での大変な生活をつづられています･･･。

被災者は誰だって大変だと思うけれど、
小さい子をもつ母親ってホント大変。

だって、自分も被災者でありながら、
ボランティア（これは生まれたときから）なのですから。



買占めとか、みっともない･･･って思っていたけど、
買占めをした人の中には、
東北の縁者に送ってあげようとした人もいたんじゃないかな･･･
そういう人が多かったんじゃないかな、と思いたくなる日記でした。






カレーのレトルトを買い占める人も。
同じ味の缶詰を買い占める人も。

トイレットペーパー１２ロールを３パックくらい持っている人も。
（ゲリしなきゃ、半年は持つよね）

オムツ箱入りを買い占める人も。
（いつまで同じサイズでいるつもり？）

スーパーで牛乳を１０本くらい買っている人も。
（賞味期限って知ってる？）

米１０キロを平気で両手に持っている人も。
（もしかして重量挙げ選手だった？）

なぜか小麦粉を買い占める人も。
（大阪人？）


きっと、それらは家庭で無駄に蓄積することなく、
東北にゆうぱっくで送られたのだと、信じています。






･･･美しき妄想です。
アタクシの中にも、まだ乙女はいるようだわ。





しかし、やっぱ現実はこっちだな。




楽天ソーシャルニュース【なぜ、オカンはデマを真に受けるのか？】



【なぜ、オカンはデマを真に受けるのか？】記事ＵＲＬ（長文）



情報に関しては、あたくし毎日オカン状態になってます。


難しい、「べくれる」やら「しーべると」を理解しようと必死です。
しかし、悲しいかな脳ミソのほうはスカスカになっていて、
「とにかく結果を」「だから何なのさ」「つまり？」とテレビに話しかけてます。


昆布がいいときけば、味噌汁に倍量のダシ昆布を入れるし、
くみ置きすれば放射物質が減るときけば、くみ置きしまくるし。

買占めには走っていないと思うし、心がけているつもりだけど、
空の棚に焦って、なぜか麩を2袋も買ってしまうという、
自分でもよく分からないナゾの購買行動を行ってしまうし。
（実家の母はあがっているのに、ナプキンを購入したらしい）


オカンアンテナを必死で張り巡らせて、
自前の脳内安全装置にこれまた自前に簡略化された情報をインプット。
そんな毎日です。


･･･ふと思ったのだけど、どうしてオカンがそうなのかというと、
「家族の安全を守ること」を第一に優先的に生きている生き物だからじゃないかな、と思うのでした。

悲しい表現をすれば、

それ以外、生きがいがないと言ってもいい。



しかし、それは多分、母親の手を借りないと生きられない乳幼児の育児のときに
インプットされてしまったのだと思う。

長年そういう生活を続けていると、
脊髄反射的にオカン行動を起こしてしまうのではないかしら。


「考える」よりも「体が動く」ことが育児には大事。

「考えて、調べて、正確に」というコトよりも、
とりあえず育児では何事も「早く」こなせて、「早く」終わらせること、
「早く簡単に」効果があげられることが大事。


ウンコもらしたら即座にオムツをとりにダッシュ。
外で遊んでいたら、「ダッシュして捕獲が可能なエリアに存在する」か、
チェックしている。

ちょっとした坂道にボールが転げたら、
中学以来のダッシュ、かけてます。

さらに乳児そのものも「絶対待てない」生き物なのである。
･･･そう、それは、まるで、絶対待てないモンスターラーメン客のように。





そういう日々が続けば、女の脳は次第にオカン脳に変換されてしまう。

折角の義務教育も、学歴もキャリアも吹っ飛ぶこと受けあい★


オカンのオカン性は、子どもが作る。
だから、自分の母親がオカンなのは自分のせい。
自分がオカンになるのは、子供のせいなのではないでしょうか（極論）


オカンが、韓流やもんたやきみまろに傾倒する理由は、
まだあたくしにはわからないけど。。。


国の偉い人や専門家の専門的なアドバイスよりも、
もんたや、きみまろや、あるある大辞典を
反射的に何の疑いもなく信じてしまうオカン。


それは、母親修行の集大成なのではないかと、
思う今日この頃なのでした。




そしてあたくしは確実に、その道の歩みを進めていると痛感しているのでした。