カテゴリ:熟女の美容法
美容院嫌いというか、美容院を新しく探すのが嫌いです。
20代半ばから、アタクシの髪はあなたに任せる! ・・・と、思いを決めた方がいたんですが、 結婚や転勤や横浜住まいで疎遠になり・・・ 今はフリーなアタクシ。 30代も半ばになり、 恋愛というものが、「また最初からと思うと面倒」というように、 今更小奇麗にするための、心通じるマイ美容師を探すために、 ジプシーのたびに出るには、少々年老いたような気がする今日この頃である。 子育て専業主婦が陥りやすい罠だと思う!気をつけて!←あたくしだけかも 美容院の仕事って言うのは、 「お店」というよりも「美容師」との一対一の付き合いから生まれるモノで、 なかなか友人が出来ないタイプのあたくしみたいな変わりモンは、 やっぱり、なかなか「これ!」っていう人にめぐり合えないのです。 一種の結婚相手みたいなものです。 理屈でこうとか、タイプとか言えない感じ。 しかし、たとえ「これ!」じゃない美容師がイマイチだったからといって、 同じ「店」でめぐり合いにチャレンジする気持ちがわかない。 「指名制」が導入されているような、 大勢の美容師を抱える「店」は、ホント、ハズレてばっかりである。 某チェーン(地球っていう意味を持つ店)では、 割引券を持って1万円で縮毛強制をかけようとしたら、 指名ナシだったこともあり、トークが犯罪すれすれで笑えない美容師がつき、 アシスタントは2ヶ月前に専門学校あがった小娘で、 しかもチーフはアシスタントに作業はほぼ丸投げ、 縮毛強制をかけるのに4時間近く掛かった・・・という新記録を樹立しました。 だから、「指名制」がないような店ができればイイ。 指名を取るために躍起になって、トークしてくるのも勘弁だから。 クーポンを持って安い客でも、一見でも、 『君に届け』を見ていたら分かるでしょ? 君に届け(10) 「ここから」って大事なの! 最初が肝心なのよ! だから、一見さんにまた来てもらいたければ、 手がある限り経験のある人をまわすべき! ・・・で、失敗したさー・・・。_| ̄|○ がくっ 用事があるので、実母に子供を預けて、 ついでに春だし、髪でもさっぱりやっつけようかと。 髪、最後に切ったの何時だっけ・・・ って、くらい女捨てて育児に専念しているあたくし。 もう灰かぶり姫のようにボロボロよ。髪。 だれか、ステキなシンデレラに変身させて! おりしも、東北で大震災があり、 日本中が緊迫モードで、被災者のことを思うと、 行楽地にいくのも申し訳なく、美容院にいくのも後ろめたく、 贅沢は敵、娯楽は悪魔のように感じられるのはあたくしだけでしょうか? 美容院に行く金があったら、 それを募金にまわせよ、って反論する天使の声も聞こえる(笑) 「節電、節水なんだから、髪を短くして色々節約よ!」 ・・・とわけのわからない、言い訳を自分にして美容院を予約。 適当に、用事が済んだときにすぐいけて、わかりやすく、 値段もたかくなく、クーポンもあって、予約がとれるところ! ・・・贅沢は、しなかったはずなの。 でも、天罰って下るのね。 えいやぁ!と久しぶりにくぐった美容院の暖簾の先には、 キラキラとしたステキな空間が広がっており、 目に痛いほどのライトとカガミが。 ああ、見たくないものがいっぱい。 ユニクロのダウンは子どもの背丈分だけ薄汚れているし、 着ている服は毛玉だらけの上にセンスがない。 髪は勿論、手入れしていないからボワワンと広がっている。 それに比べて、美容師の子達の小奇麗なこと!! (そら仕事ですから) いつも、美容院にくると感じる劣等感を感じつつ、 予約の旨、指名はなし、と告げると、 どういう巡り会わせなのか、一人の男性美容師が「こちらへどうぞ」と導いた。 彼は・・・ たとえるならば、エクザイルの後ろの方にいそうな感じ。 たとえるならば、数年前までは夜の渋谷にいた感じ。 たとえるならば、チーマーの下っ端って感じ。 ・・・あんまり、美容師には見えません。 強面な面相はどうみても理容師向きだと思うんですけど。(偏見) 35のオバハン一見さん、安客と見くびられたか?! 美容師は腕よね! 人を見た目で判断しちゃダメよね! さっそく髪型相談。 美容院にかなり遠ざかっていたモンですから、 「こうなりたい」なんておこがましいリクエストは言えない。 カタログを見せてもらうが、茶髪でカールしてて、どれも二重でパッチリな美少女ぞろい。 黒髪・パーマなし・3×才・専業主婦のあたくしとは、 出発点からして違う。 彼のアドバイスにより、折衝の結果、 「重めのボブ」というコトになりました。 ・・・嫌な予感。 なぜなら、少々クセのあるアタクシの髪は、 ハネるから、初めての美容師は大抵「無難に、重めのボブ」を進めてくるのだ。 これは、美容師があたくしの髪に対処するセオリーなのだろう。 そして、結果は大抵「丁寧にブローされて、素人では再現不可能な髪型」に仕上がる。 アタクシの腕の問題かもしれないけど。 まぁ、そういうワケであまり短くして 印象を変えるというコトはあまりしないのだが、 この日に限っては、どういうわけか冒険してしまったのである。 この2年間、2回くらい美容室に行った気がするが、 どちらも実母と御主人様の感想は「どこが変わったの?」でしたから。 あたくしも、たまには変身したいのよ~~~ シンデレラやプリキュアみたいにさ。 劇的ビフォアーアフターでサプライズさせてみたい。 エクザイルバック系美容師。 丁寧にカットしてくれましたよ。 見た目の強面より、真面目な印象を受けました。 でもね・・・ カット終わったとき思った。 ザンバラ節子。 『火垂るの墓』 「これから、セットしますから~」 なぁんて言われたけど、あたくしには判ってる。 これが、風呂上りの素の自分だって。 そして、これから為される美容師セットが、 この髪型の最高点であり、それを超えることはないって。 最近はコテという便利なものがあって、 それを使えばあ~ら不思議! まるで祝毛強制のストレートみたいにサーラサラ! うちにはナイけどね。コテ。 あんな熱くなるのも冷えるのも時間が掛かる アブない装置を我が家に置けるかってんだ! 重めのボブ。重い重い。 え?お直し? できるみたいですね。 10日以内なら、髪形を変えられるって。 でも、切ってしまった分は戻らないし、 あの店に行くのは・・・ちょっと・・・。(気弱) だってさ。 担当してくれた美容師、悪いひとじゃなかったっぽいけど・・・ 半そでの腕からチラチラ見える、 イレズミが気になって気になって気になって。 ↓こんな感じの模様 ダガーナイフ【シルバーネックレス】 美容師との出会いと別れって、合コンに似てる。 ・・・と格言めいたことをほざいて、 この悲しい日記を締めくくりたいと思います。 次の合コン(美容室探し)・・はいつになることやら。 そして、最後に一言。 ・・・美容院代、募金すればよかった・・・。 渡された雑誌は女性週刊誌とananという、 あたくしの評価も悲しかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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