2014/06/10(火)18:14
メルヘンカモン
塩江美術館へ「メルヘンカモン」及川みのる展に行ってきた
及川みのる展「メルヘンカモン」
【期 間】 平成26年4月27日(日)~6月15日(日)
【時 間】 午前9時~午後5時(入館は午後4時半まで)
【入 館 料】 一般300円、大学生150円(常設展観覧料含む/団体は20名以上2割引)
高校生以下、65才以上の方、障害者手帳等の所持者は無料
【休 館 日】 月曜日(5/5は開館し、5/7は休館)
【主 催】 高松市塩江美術館
【協 力】 一般財団法人 さぬき生活文化振興財団
宮城県気仙沼市出身の及川みのるは、
故郷が壊滅的な被害を受けた東日本大震災のあと、
世界がモノクロームに見え、生きることと作ることへの自問自答を繰り返したといいます。
そして、永遠に変わらないと信じていた自然との向き合い方を見つめ直し、
絶望を希望に変えるため“メルヘン”の表現を試みました。
この“メルヘン”は、夢や空想ではなく、
現実にやってくる「希望」そのものであり
『メルヘンカモン』という言葉は、強く強く、前へ前へと進もうとする、
未来へのスローガンとして掲げられています。
本展では、故郷の海を想って物語を紡いだ乙女たちの陶彫、
ワカメや魚をモチーフにした木版画、
ユーモアと祈りを込めたインスタレーションを展示します。
また、これまで培ってきたアートに対する憧憬や心情を写真と映像作品で振り返り、
独自のスタイルで切り拓いた“メルヘン”をご紹介いたします。
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及川みのる
1972年宮城県気仙沼市津谷出身。東京藝術大学(陶芸)卒業。
福祉施設や老人ホームで「土あそび」として表現活動の手助けをしながら制作。
2002年より東京、茨城、大阪、ニューヨークのギャラリーで個展。
また、ヨーロッパ各国でグループ展に参加し、世界を舞台にキャリアを広げてきた。
東日本大震災後、茨城~宮城間での出張陶芸教室を行う。
2012年香川県に移住。2014年9月よりOficina de arte(メキシコ)で滞在制作を予定している。