陰山メゾット家族の学習奮闘記
「いつでも、どこでも、だれでも陰山先生に学べる。私たちの家庭は、陰山学級の分校です」 私が、兵庫県の山口小学校から、広島の土堂小学校に行くとき、私の子どもも土堂小学校に通わせたいという方に対する、ほかの方からの書込みでした。また、「家庭で学習作りの実践をして、家庭が明るくなった。子育てが楽しくなった」そんな書込みも…。私はそれを読み、胸を熱くし、涙しました。そして、さてもういちどと、がんがることができたのです。 この本は、私が開設しているホームページ「陰山学級物語」の掲示板から生れた本です。 ― はじめに より「徹底反復」理解するよりも、まず慣れること同じものは七回は繰り返すとはいっても、七回の反復に耐えられるような教材に絞り込むのは、なかなかむずかしいもので、ポイントは、それほど厚くない参考書や問題集を1冊選ぶこと。指導者の立場から見れば、絞り込んだ段階で半分は成功。子どもからみれば七回繰り返せばそれで成功。それくらい、有効なものだといっています。