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明日は明日の風が吹く

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プロフィール

あしたはあした

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2006年08月09日
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今年もやってきました。

8月9日 11時2分

今年も平和公園に巨大なテントが立ち,たくさんの人が集まって式典が行われています。

出席される方々の高齢化が目立ちます。
あのとき生まればかりの人も還暦を越えているわけですから,当たり前かもしれませんが,それだけの時間が経ったんだなぁ,と未体験者ながら実感しています。

今日は市内の公立学校では登校日になっていて,息子も今学校で平和教育を受けていることでしょう。もちろん私も小学生の頃からそうでした。毎年,被爆体験や世界にいまだ続く戦火の話をたくさん聞かされました。

正直にいうとですね,中学校ぐらいの時は「うざいなぁ」なんて考えていたときもありました。
その時の私にとっては,毎年毎年同じような内容の話を聞かされ,退屈この上ない時間でした。
「もう,終わったことだろう?」
「日本が悪かったんだろう?」
被爆体験の話を聞いて涙を流す人がいる。その涙の意味もわからない。
それでも外見だけは神妙な面持ち。
まだ,人の痛みもわからない,自分のことしか興味がない,ジコチューヤロー,そんな中学生。

で,今。

相変わらずジコチューなところは治ってないのですが(笑)。

そんな私にとっても,最近は,自分の息子,配偶者,親兄弟,そして教え子たちが戦渦に巻き込まれ,生き残ったとしても何十年も苦しみながら生き続けなければならない,そう考えると死にそうな気分になります。

そして,実際にそういう目にあっている人が山ほどいることを考えたら,さらに落ちこんでしまったりします。

かつての自分を恥じ,今の無力さを嘆く。

今年の平和宣言の中で,科学者に対する呼びかけがありました。

「また、核兵器は科学者の協力なしには開発できません。科学者は、自分の国のためだけではなく、人類全体の運命と自らの責任を自覚して、核兵器の開発を拒むべきです。」

私が教職を目指すことになった動機の一つ。

科学の平和利用を教育の場を通して伝えていけないか?無力な自分が少しでもできることはこれぐらいしかなかった。

大上段に振りかぶって,「平和とは!?」なんて叫んで人を納得させられるだけの説得力は持っていませんから,たいしたことはできませんけど。




毎年,いろんな事を思い出させてくれる日です。






最終更新日  2006年08月09日 12時12分40秒
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