かけだし樹名板屋の独り言

2011/03/29(火)20:06

チューリップまつりとは

公園(166)

 あの大震災以来、とんと明るい話題が聞こえてこない。 4月の静岡まつりが中止、5月の浜松たこ揚げまつりも中止、夏の安倍川花火大会も早々と中止が決定した。 東北のみなさんが苦しい生活を余儀なくされている中、お祭り騒ぎでもないだろうという考えはもっともだが、通常の生活を続ける私たちにも、お祭り騒ぎとはいわないまでもせめてささやかな季節の行事は大切にしたいものだ。 そんな中、先週訪ねた吉田町の吉田公園では予定通り4月3日(日)からチューリップまつりを開催すると聞いた。 オープニングの音楽隊セレモニーは中止することにしたが、花を楽しむチューリップまつりは計画通り実施するとのことだ。 こういう時期だからこそ、季節の花を楽しむ心の余裕だけは失いたくないものだ。 吉田公園の決断におおいに賛同したい。 お時間のある方はぜひ、4月3日から10日までの吉田公園チューリップまつりにお出かけください。 先週の吉田公園では、チューリップはまだ咲き始めだったが、ちびっ子広場のアイスランドポピーが咲き誇っていた(1枚目)。 一般に栽培されているポピーには大きく分けて大振りの花のオリエンタルポピー、小振りの花のヒナゲシ、その中間のアイスランドポピーがあるという。 吉田公園のアイスランドポピーは、オレンジ、黄色、ピンク、白と、色とりどりの花を咲かせている(2枚目)。                       (あと2枚) ところで、ポピーといえばケシ科の花だが、麻薬のアヘンの原料となるケシは栽培が禁止されている。 一般に植えられているポピーからはアヘン成分は取れないのでご心配なく。   

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