寒い日
今日は昼から雨が降り出したのでほとんど外に出なかったが、急激に冷え込んだ。 おそらくこの冬一番の寒さだろう。 天気情報を見ると、最高気温は8℃となっているが、これは深夜0時頃のもの。 昨日の熱が残っていたのだろう。 それから時間が経つにつれて気温が下がり続け、午後3時頃には3℃ほどまで落ち込んだ。 これは、「静岡真冬日」といってもいいほどだ。 そんなわけで今日は久しぶりで現代古語入門。 「現代古語」という言葉は本当に使われていないようで、グーグルでもヤフーでも、私の「現代古語とは」がトップに上がっている。 なんか気持ちがいいもんだ。 さて、今日のお題は? そういえば、「ことわざ」なんか知らない若者が増えているだろう。 ちょっと難しいことわざは、現代古語どころか死語となっているかもしれない。 そんな中から、植物つながりでこんな言葉を上げてみよう。 「栴檀(せんだん)は双葉より芳し」 …… 「栴檀(白檀)は発芽の頃から早くも香気があるように、大成する人は子供の時から並はずれてすぐれている(広辞苑第4版)」という意味だ。 しかし、ここで注意しなくてはいけないのが、この栴檀とは、香木の白檀(ビャクダン科)のことで、普通に公園などに植えられている栴檀(センダン科)とはまったくの別物。 公園の栴檀の木を指して「栴檀は双葉より……」とはかくかくしかじかなどと、うんちくを語ったりしようものなら大恥をかくことになるのでご注意を。 しかし、ことわざを現代古語といってしまっては身も蓋もないかな。