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あでやかな色とりどりの、色紙をちぎって散らばせたみたいな紅葉。東から陽が昇る。 ここは早朝、石神井公園。しんしんとしてくる耳の切れるような寒さは、木々のたたずまいも力強さを物語る。苔むしたクヌギはすっかり葉を茶色に変えて落としている。 何と表現したらいいだろうか、この紅葉した石神井公園の美しさ。どこを切り取ってもバランスの取れた紅、黄、茶。池では白に黒い斑点のカモが毛づくろい。 いつの間にかこんなにきれいに模様替えした森に、ただただ驚くばかり。自然てすごいな。こんな赤い色や黄色い色、どこに隠し持ってたんだろう? 脳裏に焼きつくイロハモミジの深紅、イチョウの黄、ラクウショウやメタセコイヤの茶、コナラの陽に透き通った黄。ただただ美しさに見とれ、ため息をついていた。 キラキラまばゆい光と共に、石神井公園は不思議のベールをまとい、私を魅了し圧倒した。 今度は昼過ぎにポカポカしにこよう。でもこんな厳しい寒さの中の自然もまた、美しいものだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年12月10日 17時17分21秒
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