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![]() あの光景は忘れられない。光を放つ、何とも言えない幸せな光景。 池は光輝き、平日なのにボートが何艘も出ている。幸せそうに歩く人々。向こう岸には満開の桜と共に、もうきれいな黄緑に芽吹き始めた木々。その色のコントラスト(ピンク、黄、茶、黄緑と実にきれいだ)。目に眩しい逆光。その全てが幸せ色に輝いていた。 こんなに沢山の人を喜ばすことができるなんて、この公園を作った人、着工した人達は、感無量だろうと思った。そして私もこんな公園を作ってみたいと憧れた。 それに、もう木々がこんなに芽吹いているなんてビックリ。私の観察では、ここまで芽吹くのは普通5月か6月。早くて4月の終わりだ。温暖化でこの所の陽気のせいか、私のおまじないのせいか・・・。(笑) そこでどの木がどの位芽吹いているか、観察してみようと思い、池を一周した。 ハンノキはもうしっかり葉をつけている。カツラもハート形の葉を、まだ小さいが、かわいらしくつけている。イロハモミジもミズキも、しっかりした黄緑色だ。クヌギは少し芽吹いている。コナラとトチノキはまだ葉をたたんでいて、もう少しで開くところだ。エゴノキもちっちゃいかわいい若芽をつけている。そして桜は散り始め、普通は夏に咲くヤマブキは、今が盛りと咲き誇っている。アオキは若芽や花をつけている。 そして初めて牡丹桜を発見!更にこれも初めてクヌギの花を発見!クヌギの花は、多くの木もそうだが、花序(かじょ)と言って、いわゆる花の形をしているのではなく、長い房状のものが何本も垂れ下がっている形をしている。ちょっと舞子さんの髪飾りに似ている。 しかし今日の石神井公園を見れたのは幸せだった。いい陽気で、早くも芽吹き始めていて、ちょっと我が子の成長を途中見落としたような気分になったが、実に幸せな公園散歩だった。 帰り、心地よくお腹がすき、手は砂で汚れ、子供の頃を思い出し、気分良く帰途につく私だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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