2010/06/23(水)11:51
駈け抜けた早春
満開のハクモクレン
とうとう春が訪れましたね。
庭木のハクモクレンがあちこちであでやかに咲いています。きれいだなぁとため息が出ます。
春一番を過ぎ、春の嵐を過ぎ、桜の開花予定日を迎えました。東京ではあと一週間程で満開だそうです。
毎年感じる「春のうねり」や「春の匂い」も、今年は例年になく強くて、体一杯に感じ取られました。ポカポカいい陽気が続いて、気分のいい日々を過ごせました。
「春のうねり」とは、木々が冬眠を終え、活動を始めようという強いエネルギーが発せられるもので、空気が大きくうねっているように感じるものです。空気の密度が濃く感じられ、モワッとしているのです。
「春の匂い」とは、木々の、葉っぱの、土の匂い。自然が目を覚まして活動を始める時に発する匂いです。空気が湿気を含み、匂いがモワーッと運ばれてきます。
こんな事1つ1つに感動する私。ちょっと忙しくしていて、満喫はしていなかったけど、色んな花があちこちで咲いているのを見ると、「もう春が来たんだな」と実感します。
春のサイン1つ1つを上手く受け取れなかったけれど、振り返れば如実に体中で感じ取っていたように思います。駈け抜けた早春、そんな感じでした。
これから本格的に春になって、桜が満開になって、芽吹きが始まって・・・。ワクワクしてきます。
これからは、忙しいながらも自然のサインにいつもみたいに注目したいなって思っています。