2008/07/08(火)18:09
悲しかったこと…
この事は、書こうか書くまいか迷ったけど……自分の身に起こった事としてココに記しておこうと思います。
今年の2月から、持病の喘息がよくなくて…風邪をひいたのをきっかけに2月の終わりから3月の初めにかけて2週間の緊急入院。
その入院中、レントゲンを2~3回撮り、MRIも生まれて初めて経験し、肺炎の治療のための点滴、喘息のための点滴とたくさん。
MRIを撮ったのは、私の肺活量が平均値よりあまりにも低いから…。
で、MRIの結果…
私の肺は、上の方の肺は肺胞が壊れ機能していないとのこと。
今は、下の方の肺だけで呼吸している状態だと…。
長年の喘息発作で、自覚がないまま肺炎や肋膜炎を繰り返し、病院でちゃんと治療せずに過ぎてきたものが傷跡ととして残った状態でした。
入院中、そのことを母に電話で話すと…
すごく悲しそうな申し訳なさそうな切ない声で、『ゴメンネ…』と。
何で母が私にそう謝ったのか…その理由はここには書かないけど、私は母を責めるつもりもないし、これからは残ってる正常な部分の肺を大切にしていくだけ。
無事、2週間の入院生活が終わったあと…
3月になって生理が来た。
実は2月は生理が来なくて…来たことにすごくホッとした。
体調が悪いときは、過去にも生理が来ない月がよくあったし、まぁ今回もそぉかな?って。
なぜか先月来なかった割には量が少ないまま…?
このまま終わるかと思った5日目…
今度は異常なくらいに大量の出血が…
それは何日も続いて、さすがにただ事ではないと思って子供達をを産んだクリニックへ…
結果から言うと…【早期流産】
あまりにも多い出血の量に、自分でネットで調べて100%に近いくらいでそうぢゃないか…とは判ってたけど。
自分では妊娠検査をせずにクリニックに行って、クリニックで検査薬で調べ、陽性反応が出てたのがすごく嬉しかったのと同時に、でももぅ流産を起こしてる…。
赤ちゃんも確認出来ず、もうダメなのも自分で判ってたことだけど…
やっぱりすごく悲しくて、先生の前では涙をこらえるのに必死でした。
さすがに帰りの車の中では涙が止まらなかった…。
もしも、私の体調が悪くなかったら…
もしも、レントゲンを撮らなかったら…
もしも、MRIを撮らなかったら…
あんなに点滴しなかったら大丈夫だったなんぢゃないかって…
先生は、そのどれも今回の流産を起こした原因には関係ないだろう…ってことだったけど。
でも、救急でレントゲンを撮るとき、『妊娠してないですか?』って聞かれたときに止めておいたら違ってたんぢゃないか?って。
こんなことくらいで悲しんでいられないってくらい、もっともっと辛い経験をしてる人達がいっぱいいる。
だから、自分が不幸だとは思わないし、なんで私だけ…とも思わない。
ただ…ただ……順調にいって、無事に産まれてくれてたら良かった。ってそれだけ。
ウチのお隣に6月にベビちゃんが産まれ、友達のところも2人目が出来たことを聞いてなおさらそう思うことも多い。
目に見えないくらいの小さな命…けど、私の中ではすごく大きな存在で、考えないようにはしてるけど、今でも考えると涙が止まらなくなる。
樹采というハンデをもった娘が生まれ…当たり前のことが本当はすごく幸せなことなんだ。
ってことを教えてもらった。
今回もそう。
親は、小さな小さな子供から教わることが沢山ある。
小さな小さなたまご……あなたを産んであがられなくてゴメンネ。