毎日が博打日和

　朝の一仕事を終えて、母親の死亡に伴う手続きを完了させる為に、
市役所に着いたのは午前１０時前。
本日の天体ショー日食を、せめてTVででも見るために、
前日よりせっせと書類を作成して、準備万端整えて参上したのですが、
そこは｛お役所のお仕事｝、考えが甘かった。
まずは、印鑑登録カードの返還で３A窓口、
ここは空いていましたので５分も掛からず終了。
窓口の、可愛い女性も愛嬌が有り気分は良い。
続いて、高齢者関係の窓口１Cで各受給者証を返して、葬祭費の請求などを済ませる。
ここは、元気の良い若者で、言葉遣いも概ね良好で、
役所のレベルが上がっている事が実感出来ました。

そして、一番時間が掛かりそうな、謄本や除籍、印鑑証明などの１Bへ。
覚悟をしていたのですが、空いていて、係りの感じの良い女性のアドバイスも有り、
必要な２通づつを素早く手に入れる事が出来ました。
ただ各証明書の高額なのにはびっくり、何と特券３枚分も請求されました。
それでも、思いの他に早く終ったので、気分良く引き上げにかかると、
受け渡しの、おっちゃんが、
「国民年金に加入なさっているなら、未支給年金が有るかも知れませんから、
１４番窓口へ寄って行かれた方が良いと思いますよ」とご親切なお言葉。
貰える物があるのなら、寄って行こうと教えられた窓口へ。
しかし、そこは、何となく、空気が澱んだ暑苦しい場所。
１とか３とかのABC等は、役所の看板窓口な訳で、
１４番などは奥まった所にあり、いわば裏通り。
居る職員も、２軍か３軍、私の対応にあたった女性は、肥満、
ブス、動きも当然ゆっくりで、やる気は無し。
余計な奴が来たなと顔に出します。
いままでは、それなりに役所も改善されたと思っていたのですが、
いっぺんに昔の役所を思い出させられました。
それでも、仕事ですから、面倒臭さそうな顔で、
色々とPCに打ち込んで資料を探してはくれました。
結果は、死亡が５月３１日でしたので、何も無し、
一日違えば、６月分の年金、恩給等が出たそうです。
それならばと諦めて、帰ろうとすると、
「何も戻りませんが、これからの為に未支給年金の請求書類が必要です。」
と、おばちゃん。
「請求しませんから、いいです。」と私。
「規則ですから、やって頂かないと、返還の請求が有るかも知れませんよ。」
と脅すババア。
結局は又、１B窓口に戻って、住民票と、謄本、除籍謄本などを請求。
時間で混み合って来ていたので、３０分以上も待たされました。
そして、またまた１,５００円の出費。
クソ肥満ババアの待つ１４番窓口で、意味も無い書類の作成が終った時には、
お昼もとっくに過ぎて、世紀の天体ショーも、とうの昔に終っていました。

お役所も表だけでなく、裏も改善しないとダメです。