帰国…そして
毎日が寒かったけど、心はいつも熱い、情熱の国スペインとは今日でおさらば。日本人として改めて、日本を見つめ直す、濃密な時間を過ごしました。スペインに憧れてはいけない。by 大谷さん日本人には、世界に勝る忍耐力があり、規律を重んじる精神など、改めて誇りに思いました。ただ、いずれ自身が世界で戦う時には、自分で考え、決断する力が必要となります。リスク、タイミング、責任…ゆっくりあれこれ考え、決断する頃には、既にその勝機は無いに等しいと感じます。自身が責任を取れば、早い決断や判断ができるのかなと。ただ日本では、一つのミスが人生を脅かす文化があり、決断する前にミスやリスク回避に時間を費やし、決断力を鈍らせてきました。スペインで感じた事は、責任<決断が良しとする文化で、決断した事で学んでいく文化なのかなと。ミスに対して目を閉じ、決断を評価する。だから両者を比較して、目的達成であれば後者であり、規律を求めるなら前者。その相反する思考回路を、それぞれの場面で切り替えていく事が、必要になるのかなと感じます。それも日本を出る事でしか体験し、感じ取れない日常に根付いた文化があります。また、今回、様々な物価高騰により、遠征費用の捻出、国際情勢による不安など、本当に勇気ある決断だったと思います。それでもスペイン遠征に対して、快く送り出して頂いた保護者の皆さまにおかれましては、同じ境遇の立場でありながら頭が下がる思いです。ありがとうございました。滞在中、子供達には自由にさせ、叱る事も多々ありました。僅か10日間の滞在で表面的には変化はありませんが、根をしっかり伸ばして張り、凡ゆる事を吸収する準備ができております。この先も、彼らにはこの様な素晴らしい経験をさせてあげてください。最後に、滞在中、細部に至るまでケアをしてくれた、セニョールIKEDAには、感謝の2文字しかありません。改めて、ありがとうございました。ただ今、乗り継ぎのイスタンブール空港にてブログしてます。テトリスが上手になったMrカイト俺は変な外人に話しかけられた…武勇伝を語るMrミヤモト先月までのライバルが、いつの間にかクラブ間の壁が無くなる。