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カテゴリ:ゴルフのお話し
さあ、今日は来年(2014年)に全英オープンが開催されるRoyal Liverpoolでのラウンドだ。 1869年に設立され、1920年代にはハリーコルトの改造によって現在のレイアウトになったそうだ。 過去には11回の全英オープンが開催されており、直近は2006年、タイガーウッズが勝っている。 そして来年、2014年に全英オープンがこの地に帰ってくる
予報によれば天気がぐずつく見込みとかでちょっとテンションが下がる。 が、しかしリンクスでラウンドするからにはある程度の悪天候は計算に入っているし、その覚悟がなければ寒風が吹きすさぶ11月にリンクスでラウンドすることなど出来ないだろう 事前に調べた通り、イングランドの格式あるゴルフ場では駐車場でスパイクに履き替えたり、着替えたりするのはマナー違反であるらしい。 プロショップで受付を済ませると、クラブハウスの入り口のアクセスコードを教えてもらい、そこに日本のように着替えやシューズを持ち込んでの支度をすることになる。 着替えをするために扉を開けると、なんとそこには小間使いの男がしっかりと座っており、こまごまとした整理をしたり、侵入者を見張る役割も果たしていた。ロッカーにはメンバー達もおり、彼らの服装を観察しているとまだ雨が落ちて来ていないにも関わらず、ほぼ上下ともレインウェアを着込んでいるので、こちらもそれに倣った スタートまでは少々時間があったので、レンジでボールを打つ事にした。レンジは1番ホールの右側に広がっており、そのレンジを回り込むように一番ホールは右曲がりのドッグレッグになっている。ボールを打つ間、スタートして行く人は皆無で、遥か先の何番ホールかでボールを打っている人が見える程度だった ここではメンバーとビジターのスタート時間が明確に分けられているため、地元のメンバーに混じってのラウンドではなく、かつ、この時期のビジターはほとんどないようで、ひとり旅となった。 コースはとてもフラットで、バンカーもそれほど深くはなく、あまり怖い感じのしない全英オープン会場だと言う印象を持った。とはいえ、敢えてバンカーにいれる必要はないし、避けて通ったほうが良いに決まっているので極力バンカーには入らないように注意しながら進んだ 何番ホールだっただろうか、突然に視界が開けて海が目に飛び込んでくる。ただし、見ていて美しい海ではなく、茶色の身を切るようないかにも冷たそうな水が強い風にあおられて波を立てている。鉛色の空にいかにも冷たそうなアイリッシュ海。やはり厳しい自然とともにゴルフはあるのだと感じた 今回のラウンドにはフルセットではなく10本のクラブを持参した。最大の理由は荷物を軽くしたかったことだが、転がしを多用するリンクスのゴルフでは使わないクラブが出てくることが多かったのも理由の1つだ。セットはドライバー、21°のユーティリティ、24°のユーティリティを25.5°に寝かせたもの、6番アイアン、8番アイアン、9番アイアン、PW、AW、SWにPTだった 来年の全英オープンに向けた準備なのだろう、クラブハウスには足場が架けられ、修繕が行われていた。レンガ作りの瀟洒な建物なのに写真が撮れないのは少々残念。イベントがある前年にはこうした修繕が行われるケースも多いだろうからこれからは、イベントの後に寄った方が良いのかもと思ったりした 今回の旅先を決めるにあたり、北アイルランド、スコットランドそしてイングランドを検討した。セントアンドリュースを含むスコットランドに足を伸ばしてみたいと考えたが11月からはウィンターシーズンで芝の保護のためにフェアウェイからのショットはマットを敷いてその上から打たねばならないらしい。それではいかにも味気ないのでスコットランドはパスとし、北アイルランドは寒そうなのでイングランド、そして短い移動距離で多くのWorld Top 100ランキングコースにアクセスできるリバプールを選択した ところがこのロイヤルリバプール、幾つかのホールではセントアンドリュースと同様にマットの上から打つように指示されているホールがあった。オレンジ色の杭がエファウェイの四隅に立ち、その中にボールが止まるとこんな無粋なマットの上からボールを打たなければならない。そんなホールが3つ4つあったが、なぜだかjunhiroのティショットはそのエリアからほんの少しだけ外れたところにあり、結局はマットの上から打ったショットはなかった ところでリンクスにつきものの垂直にそり立つバンカー、どのように作られるのかご存知だろうか。良く観察するとバウムクーヘンのように細かい段々が出来ていて、芝も微妙に映えているように見える。実はこれ、細長く切った芝を一段一段積み上げて垂直な壁を作っていて、まるで気の遠くなるような作業である事を今回の遠征で知った。ちょうといくつかのバンカーで修正作業を行っておりその姿を目にする事が出来たのだった 幾つかのホールでトラップにつかまりダボやトリを叩いたホールもあったが、恐怖を感じるようなレイアウトはなく、上がってみれば日本でゴルフをするのと変わらないスコアだった クラブハウスに足を踏み入れれば歴史あるクラブだけに様々なトロフィーが飾ってある。 その中でも目を引くのが真ん中のキャビネット上段の右側に飾ってあるクラレットジャグ、全英OPのチャンピオンに渡されるトロフィーだ こちらのスコアカードは1930年の全英OPの優勝者、つまりボビージョーンズのスコアカードで本人直筆の署名ももちろん入っている。 面白いのはスコアカードに日本の正の字よろしく縦棒が何本も引かれているがショットを打つたびにスコアに間違いがないように記録したものだろう。それが彼によるものなのか、キャディによるものなのかは知る由もないが、、、 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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おはようございます!
格式あるゴルフ場、しかも来年の全英が開催されるコースでラウンドって羨ましい限りです(#^^#) ゴムマットが用意されているとはこれもまた凄いですね。 そういえばこの前ラウンドしたKゴルフ倶楽部も従業員(?)がラウンするときはマイゴムマットを持ってラウンドするとかって聞きました。 コース管理が徹底している証拠なのでしょうね。 (Nov 22, 2013 05:05:15 AM)
孫悟空0359さん
>おはようございます! >格式あるゴルフ場、しかも来年の全英が開催されるコースでラウンドって羨ましい限りです(#^^#) 孫悟空さん、こんにちは。 こういう機会に恵まれたこと、本当に感謝です。 また、コース側も制限はあるものの、ビジターにもコースを開放してくれるのがありがたいですね >ゴムマットが用意されているとはこれもまた凄いですね。 >そういえばこの前ラウンドしたKゴルフ倶楽部も従業員(?)がラウンするときはマイゴムマットを持ってラウンドするとかって聞きました。 >コース管理が徹底している証拠なのでしょうね。 冬場は芝の育成が厳しいので仕方がないところがあるのでしょうが、やはりマットの上からのショットというのは味気がありませんよね。 スコアはクラブが滑る分だけ良いのかもしれませんが、、、 ^_^; (Nov 25, 2013 11:42:10 AM)
ハワイ辺りのラウンドと違って、個人で行くには相当な下調べが必要ですね!
こりゃ~英語に堪能なjunさんと一緒でなくては無理だわ(^^ゞ それにしてもいつもながら羨ましい・・・ (Nov 28, 2013 11:47:02 AM)
ゴルフエッセイ
いいですね。ぜひ続けて欲しいです。 世界を旅しながらのゴルフ、最高です。 また欧州にゴルフ旅行に行きたくなりました。 サポートなしにゴルフ旅行いけるって、うらやましい。 (Nov 29, 2013 09:50:24 AM)
booska3862さん
>ハワイ辺りのラウンドと違って、個人で行くには相当な下調べが必要ですね! >こりゃ~英語に堪能なjunさんと一緒でなくては無理だわ(^^ゞ > >それにしてもいつもながら羨ましい・・・ > Booskaさん、2015年にスコットランドへ! という合言葉が一部の「ら、」のメンバーでありますので、ぜひご一緒しましょう♪ (Dec 11, 2013 10:31:19 AM)
Greengrassさん
>ゴルフエッセイ >いいですね。ぜひ続けて欲しいです。 前回のエントリーから一年以上が空いてしまいました (^_^;) >世界を旅しながらのゴルフ、最高です。 >また欧州にゴルフ旅行に行きたくなりました。 > >サポートなしにゴルフ旅行いけるって、うらやましい。 出張とうまく絡めることが出来たので、本当にラッキーでした♪ まだ世界のトップコースで回っていなところばかりなので、一つでも多くのコースを訪れたいと思っています。 と、同時にそこに見合う腕も磨かないといけないのですが、どうもそちらはさらに疎かになってしまっているようです ^^; (Dec 11, 2013 10:33:42 AM) |
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