今日(31日)は、にゃっつの一歳の誕生日です。
去年の今頃、私はすでに病院にいました。
前日の夕方、でんでんの猫缶を、
「パッカン」って開けたとき、破水しました。(嘘のようなホントの話です。)
「でんちゃん、ごめんね。ママ、もう行かなくちゃ。
生まれちゃうのよ。このご飯、ひとりで食べておいてね。
いい子に待っていてね。」
と、言い置いて、かなり冷静に家の中を片付けてから、タクシーで産院へ向かいました。
去年の7月は今年と違って、長梅雨で、毎日雨が降って寒かったことを、
覚えていますか?
皆さんは、この暑い夏でそんなことがあったのを、すっかり忘れていたと思うけど、
私には、一生忘れられない、異常気象の寒い長梅雨の7月でした。
そして朝方、にゃっつが生まれたら、梅雨が明けて、今のような暑い夏がやってきたのです。
だから、にゃっつの名前は、「夏彦」。
梅雨が明けて、夏が来てから生まれたから、という意味だけではなくて、
生まれる前から、ずっと考えていた名前です。
出生届けを出すときも、散々悩んだけど、生まれた状況もぴったりなので、
この名前に決めました。
湘南の海が似合う、でもどこか古風な古都の男の子っていうイメージです。
(実物は、色白で海が似合わないかも・・・)
誰にでも読めて(振り仮名がいらないのが大切)、単純だけど簡単だけど、
ありそうでいて、実はめったにない名前なので、気に入っています。
そして一歳の誕生日ということで、こんなことを考えてみました。
小さい子供を持つ親に、
「自分の子供には、 どんな大人になって欲しいですか? 」
というアンケートをとると、
「優しい」、「思いやりがある」、「人の痛み、気持ちがわかる」
などの回答がほとんどだそうです。
なかには、「男の子なので、犯罪を犯すようなことさえなければ」
なんて切実な回答も・・・頷いて聞いてしまいます。
皆さんなら、さらに「猫(犬・動物・命)を大切にする」が加わるでしょう。
でも私はあえてそういう回答はしません。あたりまえのことだから。
私が子供に、にゃっつに望むことは、
「自分を愛せる人間になって欲しい。」 です。
自分に自信があり、自分の考えで行動し、行動に責任と喜びを持ち、
どんな時でも、人生を「幸せ!!」って感じながら、
生きられる大人になって欲しいのです。
自分を愛している人間は、
人を愛し動物を愛し、やさしくなれるはずだと信じています。
自分を愛するようになるためには、愛されているという実感が、一番大切だとよく言われています。
夏休みに3日間、旦那のご実家で過ごして、愛されて大切にされていました。
それでも3日目には、命を維持する水と栄養のミルクをにゃっつは飲まなくなり、
命の危険を伴う熱中症になってしまいました。
なぜなら、私がにゃっつに笑いかけて、声をかけてあげないから。
私が笑いかけると必ず、満面の笑みを浮かべて笑い返す、にゃっつ。
一昨日も病院へ行くバスの中で、早速、隣に座った奥様に、笑いかけていました。
「どんな疲れも吹っ飛んじゃうような笑顔ね。」
と、言って頂いて、改めて思いました。
「そうです、にゃっつの笑顔は、私の宝物。
だけど、その笑顔は私が笑いかけなければ、
そのうちに萎んでしまい、見ることができなくなるんだ。
だからもっと、笑いかけよう。声をかけよう。」
最近のにゃっつは、引戸ならどんなに重くても開けられます。
和室の引戸もふすまも障子は軽々と、外に出られる大きな窓も、唸りながら開けてしまいます。
ほかにも、戸棚を開けるのが大好きな遊びのひとつです。
とにかく開けて開けて、新しい世界を知りたくて確かめたくて、仕方ないのです。
常に居間から外に出たいと思っているので、
猫たちがドアを開けて出入りするとき、その隙をしっかりと狙っています。
ドアのノブに手が届くようになれば・・・勝手に出て行くことでしょう。
今日のにゃっつは、ジュニーのあとについていて、居間のドアが開くのを待っています。
ドアの向こうには、これからも新しい世界が、無限に広がりますように。
昨日の日記のコメントのお返事です。
皆さん、熱いコメントをありがとうございました。
みなさん揃って、ご自分の意見をはっきり持っていて、
年配の医師の言うことよりも、アレルギーに関して、ずっとたくさんの情報を仕入れています。
情報を沢山仕入れて、自分で判断して、責任を取る、にゃっつにぜひ身につけてもらいたいことです。
私は猫アレルギーと言われて、10年以上鼻炎に悩まされて苦しみましたが、
結局、ずっと猫と共に暮らしてきました。
最近は、埃アレルギーだけのようで、かなり症状も軽くなっています。
(だから、押入れや物入れの片付けは辛いのです。)
ご指摘の通り、母体に強力な抗体が出来て、遺伝していたんですね。
苦労しておいてよかった・・・
楽天の♪小雪♪さんが、3匹の子猫の里親募集をしています。
炎天下のごみ捨て場に捨てられていた(むご過ぎる!)、
生後2ヶ月ぐらいのかわいいこの子ちゃんです。
みなっぺ大尉さんは、迷い猫のサリーちゃんを探しているそうです。引き続きご協力お願いします。