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でんでんの成長日記

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July 31, 2004
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カテゴリ:カテゴリ未分類


今日(31日)は、にゃっつの一歳の誕生日です。
去年の今頃、私はすでに病院にいました。
前日の夕方、でんでんの猫缶を、
「パッカン」って開けたとき、破水しました。(嘘のようなホントの話です。)
「でんちゃん、ごめんね。ママ、もう行かなくちゃ。
 生まれちゃうのよ。このご飯、ひとりで食べておいてね。
 いい子に待っていてね。」
と、言い置いて、かなり冷静に家の中を片付けてから、タクシーで産院へ向かいました。
去年の7月は今年と違って、長梅雨で、毎日雨が降って寒かったことを、
覚えていますか?
皆さんは、この暑い夏でそんなことがあったのを、すっかり忘れていたと思うけど、
私には、一生忘れられない、異常気象の寒い長梅雨の7月でした。

そして朝方、にゃっつが生まれたら、梅雨が明けて、今のような暑い夏がやってきたのです。
だから、にゃっつの名前は、「夏彦」。
梅雨が明けて、夏が来てから生まれたから、という意味だけではなくて、
生まれる前から、ずっと考えていた名前です。
出生届けを出すときも、散々悩んだけど、生まれた状況もぴったりなので、
この名前に決めました。
湘南の海が似合う、でもどこか古風な古都の男の子っていうイメージです。
(実物は、色白で海が似合わないかも・・・)
誰にでも読めて(振り仮名がいらないのが大切)、単純だけど簡単だけど、
ありそうでいて、実はめったにない名前なので、気に入っています。


そして一歳の誕生日ということで、こんなことを考えてみました。
小さい子供を持つ親に、
「自分の子供には、 どんな大人になって欲しいですか?
というアンケートをとると、
「優しい」、「思いやりがある」、「人の痛み、気持ちがわかる」
などの回答がほとんどだそうです。
なかには、「男の子なので、犯罪を犯すようなことさえなければ」
なんて切実な回答も・・・頷いて聞いてしまいます。
皆さんなら、さらに「猫(犬・動物・命)を大切にする」が加わるでしょう。
でも私はあえてそういう回答はしません。あたりまえのことだから。
私が子供に、にゃっつに望むことは、
 「自分を愛せる人間になって欲しい。」 です。

自分に自信があり、自分の考えで行動し、行動に責任と喜びを持ち、
どんな時でも、人生を「幸せ!!」って感じながら、
生きられる大人になって欲しいのです。
自分を愛している人間は、
人を愛し動物を愛し、やさしくなれるはずだと信じています。

自分を愛するようになるためには、愛されているという実感が、一番大切だとよく言われています。
夏休みに3日間、旦那のご実家で過ごして、愛されて大切にされていました。
それでも3日目には、命を維持する水と栄養のミルクをにゃっつは飲まなくなり、
命の危険を伴う熱中症になってしまいました。
なぜなら、私がにゃっつに笑いかけて、声をかけてあげないから。
私が笑いかけると必ず、満面の笑みを浮かべて笑い返す、にゃっつ。

一昨日も病院へ行くバスの中で、早速、隣に座った奥様に、笑いかけていました。
「どんな疲れも吹っ飛んじゃうような笑顔ね。」
と、言って頂いて、改めて思いました。
「そうです、にゃっつの笑顔は、私の宝物。
 だけど、その笑顔は私が笑いかけなければ、
 そのうちに萎んでしまい、見ることができなくなるんだ。
 だからもっと、笑いかけよう。声をかけよう。」

最近のにゃっつは、引戸ならどんなに重くても開けられます。
和室の引戸もふすまも障子は軽々と、外に出られる大きな窓も、唸りながら開けてしまいます。
ほかにも、戸棚を開けるのが大好きな遊びのひとつです。
とにかく開けて開けて、新しい世界を知りたくて確かめたくて、仕方ないのです。
常に居間から外に出たいと思っているので、
猫たちがドアを開けて出入りするとき、その隙をしっかりと狙っています。
ドアのノブに手が届くようになれば・・・勝手に出て行くことでしょう。

 
今日のにゃっつは、ジュニーのあとについていて、居間のドアが開くのを待っています。
ドアの向こうには、これからも新しい世界が、無限に広がりますように。


昨日の日記のコメントのお返事です。
皆さん、熱いコメントをありがとうございました。
みなさん揃って、ご自分の意見をはっきり持っていて、
年配の医師の言うことよりも、アレルギーに関して、ずっとたくさんの情報を仕入れています。
情報を沢山仕入れて、自分で判断して、責任を取る、にゃっつにぜひ身につけてもらいたいことです。
私は猫アレルギーと言われて、10年以上鼻炎に悩まされて苦しみましたが、
結局、ずっと猫と共に暮らしてきました。
最近は、埃アレルギーだけのようで、かなり症状も軽くなっています。
(だから、押入れや物入れの片付けは辛いのです。)
ご指摘の通り、母体に強力な抗体が出来て、遺伝していたんですね。
苦労しておいてよかった・・・


楽天の♪小雪♪さんが、3匹の子猫の里親募集をしています。
炎天下のごみ捨て場に捨てられていた(むご過ぎる!)、
生後2ヶ月ぐらいのかわいいこの子ちゃんです。

みなっぺ大尉さんは、迷い猫のサリーちゃんを探しているそうです。引き続きご協力お願いします。
サリーちゃん






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Last updated  July 31, 2004 01:32:41 AM


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