2005/01/04(火)03:29
話し合い方―「You」を使わず「I」を使え
どんな種類の人間関係でもすれ違いのない人間関係はないでしょう。
その度に話し合うものです。その時の話し合い方は重要なこと。
できるだけ「You」を主語にして話さないこと。
「あなたが○○人だから~」「お前が悪い」
「あなたは~という考え方だから」等々。
自分のストーリーを相手に押しつけて従属を強いないこと。
私は、自分以外は「隣人」なのだと思っています。
「隣人」がどんなストーリーを持っているか、わかるわけがないのです。
想像力が大事だとは言えども、想像してわかるなら話し合いは必要ない。
わからないから話し合う。どんな人間関係でも同じことだと思います。
話し合う時は、できるだけ「I」を主語にして話すこと。
「私はいやだ」「俺はこうしたい」「私はこうしてほしい」等々。
自分の要求がはっきりしないのに、人にケチをつけてもしかたがない。
あるいは自分の要求がはっきりしているなら、それだけ言えばすむ。
まずは状態をよく観察すること。
次に“私”はどうしたいのか、どのようなことができるか、
要求できるか等々、現実に照らし合わせて考えること。
そして、実行するにあたって、適切な実行のしかたや時期を考え、
それから実行することです。
たとえばイギリス人とフランス人が一緒に生活している。 ・・・