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2009/05/05(火)19:48

私にとってのフランス語

☆あず(2)

中学の卒業アルバムに書いた将来の夢は「外国語を使った仕事」だった。 その考えは中学1年で西アフリカから帰国した時から持っていたものであり、それ以降も自分の未来にそれ以外の選択肢はなかった。美術も音楽も運動も、人並みにはこなせたと思うし、演劇も好きだったけれど、将来それで生計を立てたいと思う程ではなかった。父から「カウンセラーとか向いてるんじゃないか」と言われ、確かに心理学にも興味を持ったことはあったが、あくまでも趣味としてだった。空想することも文章を書くこともわりと好きなので、小説を書いてみたりもしたけれど、あくまでも手遊びにすぎない。 まぁ、現状を省みれば夢は叶ったと言って差し支えないと思う。 卒業アルバムが作られた時と違うことがあるとすれば、当時の私にとって第一外国語はフランス語だったのに対し、今は英語に換わっていることだろう。 喋り言葉だけを比較するならば、得意な順に日本語→フランス語→英語→スペイン語・・・となるが、書き言葉となると、2番目と3番目の順序が逆になる。 何故「外国語」にこだわったのか? 続きを読む

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