もう泣きたくないから
私はこういう活動をしている。私が「なにかがおかしい」と言ったときに「でもそれは相手の立場も理解してあげなきゃ」と言ってそこからは私をひたさら諭そうとするだけで、私の言うことを聞いてくれなかった人たちがいっぱいいた。親身になって聞いてくれるのは家族と家族同然の幼なじみのみ。それがあっただけでも私は幸せものだったが、家族だけが社会生活の中心ではなかったから、特に学校生活中心にものごとを捉えがちな思春期に周りに「わたし」という人間を認めてもらえていない、と感じていたのは非常に辛かった。この場は、「マイノリティ」として共通点も相違点もある人たちがお互いの経験を通して、思ったことや感じたことを書いていける場にしていきたいと思って始めた。続き。