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テーマ:歴史の足跡(80)
カテゴリ:観光
こんにちは
ブラじゅんこです いつもふと思い立って出かけていますが 今回もふと思い立ちまして(笑) 東京湾唯一の島 猿島に行ってきました 神奈川県横須賀にある猿島 横須賀の三笠ターミナルから 船で10分 っということで この日は車ではなく 電車で出かけました 京急の横須賀中央駅から歩いて15分くらい 記念艦となっている「三笠」が置かれている 三笠公園にある「三笠ターミナル」へ この日は暑くて暑くて しかも風か強くて 日傘しか持っていかなかったのを 激しく後悔 ターミナルに入り 涼しさに救われました。。。 ![]() さあ、船に乗り込みます 平日だったけど なかなかの人数でした ![]() 島が近づいてきました テンションが上がる さあ 上陸 ![]() 桟橋に こんなかわいいゲートが出迎えてくれます ここで この島の楽しみ方はいろいろあります。 砂浜でのんびりorBBQ 島をゆっくりと観光 BBQは、手ぶらで行っても レンタルできるそうですよ (私は観光目的だったので詳しく調べていないので BBQしたい方は調べてみてくださいね) 観光する場合は・・・ ①ガイドさんにお願いする(30分コース) ②〃(90分コース) ③自分で自由に歩く 私はしっかりと見て歩きたかったので 90分コースをお願いしました 定期船が1時間に1本なので そこも考えて決めるのがいいかも 私が行った日は 30分コースに行く方が多かったかな で、私がお願いした90分コースの参加者は 私を含めて2名 これが と~~~っても楽しい内容だったので 早速アップしていきますね まずは歩きだして・・・ というかスタート地点にあった建物から ![]() 発電所 レンガで建てられてるんですが モルタルで覆われています。。。 もちろん目隠しのため 猿島は 東京湾に唯一ある島なので 幕末から軍事要塞としての役割をおってきました 無人島のため 人家などはなく 軍事基地としての建物などが残っています この発電所は 蒸気で発電してたそうで・・・ あ、トーマスですね なんてのんきに話す私 ![]() というわけで 大切な井戸もあります 井戸とは言っても真水が出るわけではなく 塩っから~~~い水だったそうですよ え、じゃあ飲み水は? どうしてたかというと 週1(だったかな。。。)で船で運んできてたそうです そして発電された電気は。。 ![]() 配管を通して送電されたそうです 道の横に配線が通ってますね ![]() この切通し! なんと手彫り 違う世界に来たみたい。。。 ![]() お城でいう桝形のような道になってます 戦争で日本が負けて アメリカ軍が上陸してきたとき ここのクランクで先が見えなくなって 威嚇射撃をしたらしい その弾丸が前は残ってたんだけどね~~ っとガイドさんが教えてくれたので 壁の弾丸跡を見ていたら ![]() 同行していたもう1人の方が 「あれ、これ弾丸じゃないですか?」 っと、なんと弾丸を発見 ![]() 分かるかな。。。 弾丸の金属が見えてます これには 私もガイドさんも大興奮 3人で写真撮りまくり このレンガ積みのところには 兵舎や弾薬庫があって 90分コースだと中に入れちゃいます ![]() こちらが兵舎 ここにベッドが並んでいたそう ![]() こちらが入り口 外から見られてると、なんだか逆に。。。(笑) ![]() 兵舎を外から見るとこんな感じ 兵舎の前にはこんな場所が・・・ なんだかわかるかな? ![]() 正解は・・・ トイレ さらに進むと 今度は弾薬庫が現れます ![]() 入り口はこちら 扉の横に小さな扉がありますが ここは狭い通路(?)のようになっていて 管理通路と呼ばれているらしい 弾薬庫内はこんな感じ ![]() 入り口から少し狭くなっているのが前室 その奥に弾薬が保管されていました もちろん火気厳禁 この弾薬庫の上に砲台があって 弾丸を1つずつ引き上げていたそう その引き上げる場所がこちら ![]() ここが上へと抜けていまして ひっぱりあげていたんですね その穴を下から撮影してみたけど。。。 ![]() ちとわかりにくいか。。。。 そして砲台へとあがる階段が再現されています この階段の石が崩れ落ちていたそうですよ ![]() ちなみに あちこちでレンガが積まれていますが 作られた年代によって積み方が違っています 小さいレンガと大きいレンガを交互に重ねているのが フランス式 フランスでもフランドル地方の積み方だそうなので フランドル式と言われているそう そして同じ大きさのレンガが積まれているのが イギリス式 そして一番テンションが上がったのが こちら! ![]() 角が算木積み つまり石垣ですよ ここでテンション爆上がりしてしまいまして 写真を撮りまくっていたら ご一緒した方もテンション爆上がりしていて 2人で撮りまくり(笑) その先には いわゆる「愛のトンネル」という名前で有名な隧道 ![]() 中は薄暗いので ガイドさんがライトをつけて歩いてくれました ![]() 水も流れてますね そこを抜けると・・・・ ![]() 算木積みだ! しかも 石垣に反りがある! いや、もう石垣じゃん! と、またしてもテンション爆上がりした私と もう一方の参加者の2名 撮影しまくってたら 記念撮影してくれました ![]() ん? ぶれちゃったけどね ありがとうございます 石垣に盛り上がりつつ進むと また小さなトンネルが出てきます そこを抜けると。。。 ![]() いやぁ、千と千尋みたいですね 違う世界が広がりそう。。。 ![]() 今度はラピュタか ここから左へと歩いていくと 日蓮洞窟があるのですが 今は道が崩れていて通行止めでいけませんでした そしてさらに進むと・・・ ![]() 砲台がありました そして このあたりには 有名な蝶々が飛んでくるそうで アサギマダラという蝶だそうで 捜しにきている方たちもいました 実は このあと飛んできてくれて 見ることができました (写真とれなかったけど) ![]() こちらがアサギマダラ 何千キロって飛んでいくそうですよ ゆったりと ゆらゆらと飛んでいきました その砲台を抜けると・・・ ![]() 海だ~~~~~ この日は快晴なだけあって 海もきれいだし 遠くまでよく見えました ここからは 観音崎もよく見えますが なんと 第一海堡、第二海堡が見えます この海堡は 砲台からの発射距離が短かったため 届かない場所を補填するために作った 台場みたいなものですね ![]() 薄っすらと見えてるんだけど、、、 分かるかなぁ ![]() こちらは 観音崎 ちなみに 観音崎は会津藩 猿島は川越藩がおさめていたそうです どちらも 幕府側の藩ですね さっきまでのラピュタのような場所は 空からみてもわからないように 建物の上に土や草が覆っていましたが 砲台に出てくると 景色がわ~~っと広がります このあとは 108段と言われている階段を 一生懸命上がりまして。。。 ![]() 見張り台にやってきました ここで一休みしながら 解説をしてもらいました ![]() ここからは 横須賀の軍港がよく見えます 今度は階段を下りると 元の場所へと戻ってきました ![]() 最後に ここの砂浜で 磁石を近づけると・・・・ うおっ、たくさんの砂鉄が 砂鉄がとれるということは・・・ 横須賀に製鉄所があったそうですよ これでガイドツアーがおしまい ガイドさんも 建物だけでなく 昆虫や植物の話や いろいろな歴史の話など 本当に楽しいツアーでした ご一緒した方もすごく博識で 色々と会話もすごく楽しかったです 30分でパパっと回るのもいいけど 90分でじっくりと回るのも楽しいですよ ちなみに ガイド料は 600円でした え? いいんですか? っていう情報量でした 夏はとにかく暑いので 暑さ対策はしっかりと 飲み物は 桟橋近くにしか売っていないので (島値段です) しっかりと確保してくださいね ![]() 猿島 こうやって見ると 緑豊かな島ですが 幕末から戦中にかけて たくさんの兵士さんがここに住み 空や海を監視し 厳しい日々を過ごしていたんですね 今でさえ 幻想的な景色が見れますが 通ってきた歴史を考えると なんとも不思議な感じがする島でした お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.07.10 01:10:17
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