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HP of STRAY 純純

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2009.09.06
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9月4日に行った富士登山。

仕事を終えてから富士山に向かい、夜のうちに登りはじめて、ご来光を拝む計画。
富士山の五合目に夜1時半頃到着して、2時過ぎから登り始める。
当然富士山の登山道に照明があるわけもなく、ヘッドランプ持参ひらめき
しかしこれが思わぬ事態を引き起こすのであった!!笑

登り始めてしばらくすると、段々吐き気に襲われはじめた雫雫
これまでにも2回富士山に登っているけれど、こんなことは初めての緊急事態失敗
6合目と7合目の間でとうとう登れなくなってしまったわからん

高山病かと一瞬疑ったけれど、そこはたかだか標高2500m。
気圧の関係で菓子パンの袋はパンパンになるような場所だけど、高山病になるほどの場所じゃないはず。
頭痛があるわけでもないし、純粋に吐き気だけが襲ってくる。
そしてその原因を考えて思い当たったのが………ヘッドランプの光ひらめき

全員ヘッドランプをつけて登っていたわけだけれど、なにせ歩いているわけだから光が揺れる揺れる雫
それをみていると目チカチカ頭クラクラ失敗
かといって、ヘッドランプの光をたよらないとあたりはうっすら月明かり以外真っ暗な世界しょんぼり
そうやってムリしてユラユラ揺れる光を見ているうちに酔ってしまったと…それが吐き気の原因だということに思い至った!!

元々乗り物酔いしやすい体質で、遊園地なんかでもグルグル回ったり揺れる乗り物は全然だめだし、
車でも運転席以外のシートに座るとちょっとやばかったりする下向き矢印
そんなわけでヘッドランプの揺れる光という思わぬ強敵出現で、7合目に至ることなく、引き返すことにわからん 
六合目で一緒に行った先輩たちの帰りを待つことにした雫


とにかくヘッドランプの光はもうしんどいので、かすかな月の光を頼りに
ほとんど真っ暗に近い山道を一人降りていく。
真っ暗に近いとはいえ、開けている登山道。意外と恐さはないきらきら
そうこうしているうちに六合目の山小屋に到着。夜明けを待つことにした。

そして4時半。雲が多い天候の中、空がオレンジ色に染まり始める。




あいにく雲が多くてご来光を拝むことはできなかった涙ぽろり


明るくなってくると、眼下に雲海が見えてきた。


すっかり明るくなった空。雲間から差す放射状の陽の光。


その後、上に向かった先輩からメールが入った。
ひとりの先輩はそのまま頂上へ向かったけれど、もう一人の先輩もやはり体調を崩して、
七合目で日の出を見たあと、降りてくるということだった。
一緒に山登りに行くメンバーの中でも一番体力のある山男の先輩。
その先輩ですら七合目で断念して降りてくるとは…
先輩自身、元々風邪気味で体調も万全じゃなかったとはいえ正直びっくり!!
それにしても光であんなに酔ってしまうとは我ながら情けないショック
夜の登山は昼のそれとはやっぱり全然違うことを思い知らされた!





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Last updated  2009.09.09 01:07:08
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