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2006/10/29
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続きです。





ああ、そこを突いてくるんだ、
あのさあ、
それってもう言いっこなしだろ、


はあ、
なんでだよ?


だってあの時点で俺とMは話し合いしたし、
あの子にもちゃんと確認をとったじゃん、
覚悟決めたろ?
「Mに着いていくなら行っていいぞ、
そう決めたならもう何も言わないよ」
ってさ、


そしたらあのアマ、
「行かないよ、あなたと一緒にいる」
って答えたな、
あの嘘つき、


なんで嘘つきなんだよ、
実際一緒にいたじゃないか、


気持ちはまだ向こうにあった、
Mをずっと想っていたぜ、


だからなに?


なんで俺と一緒にいる必要があったんだよ、
ヤツのとこにいきゃよかったじゃねえかよ、
あのときヤツはまだ親と同居していたから逃げ込めなかったから、
俺と一緒にいることを選んだんじゃねえの?


そうかもしれないね、


要するに俺のことなんざどうだっていいわけで、
Mの事情を考えて、
Mに迷惑かかるのが嫌だから、
嫌々俺と一緒にいたんだろ、
Mじゃまだ女にメシを食わすほどの甲斐性がないって想ったんだろうし、


だからなに?


いや、
だからふざけんじゃねえっての、


別によかったんじゃないの?
それでもMじゃなくて俺と一緒にいてくれたんだから、
それ以上Mのことを悪くいうな、
Mを悪くいうやつは、たとえ俺自身でも許せねえ、


よかねえだろ!


お前はどうだか知らないけど、
俺はあのときもしあの子がMを選んだら、
最後の力を振り絞ってあの2人の生活を援助してやろうとも覚悟してた、
その証拠の金融公庫への借り入れ申込書もあるよ、
詳しく書けないけど当時の大家の息子にまた頭下げにいったから、
やつも生き証人、
まあ通らなかっただろうけどね、
同じ俺でもお前は覚悟できてなかったんだな、


そんなアマっちょろい話があるか!
てめえ本当にマジバカ、ゲロバカだな、


やっぱりあの一件が、
俺とお前を完全に分けることになったきっかけだったんだな、
あれ以来、どうも自分の中に違和感を感じていたんだ、
あの子はMと一緒になっていれば幸せだったんだろうな、
お前がいなければあの子は躊躇なくMのとこへいっていたかもね、


おい、
意味がわからねえぞ、


俺の中のお前をあの子は本当に怖がっていたんだ、
ニーレンだってそうだろ、
さっきも言ったけどお前は周りを不幸にする、
ひがみ、そねみ、ねたみ、
俺はコンプレックスを怒りに変えていままで生きてきたけど、
自分をみじめだと思ったことはなかった、
そういうことに耐えられる精神力と体力に恵まれていたんだから、
人をうらやむこともなかろうと、
いつからだったか、お前が徐々に顔出ししてくるようになってからだね、
変だなって思うようになったのは、
俺の記憶がたしかなら、
あのネットが繋がらない状態になっていたアパートに引っ越したあたりからだったな、


それで?


そろそろいいだろ、
俺さあ、
子供の頃から自分が嫌いだってずっと思っていたんだよ、
で、
自分が好きになれない人間って鬱になるんだって、
でも俺は鬱にならない、
どういうことなんだろうと考えていたんだけど、
最近ようやっと分かった、
俺は俺の中のお前が死ぬほど嫌いなんだわ、
つまんないことでひがんだりそねんだり怒ったり、
だったらまだいっそ泣いていたほうが100倍マシ、
何日か前にニンジャのセリフを日記で書いていて思った、
そういえば、
俺は人間にロマンを求めているはずで、
すべてがアリ、それもドラマ、これもロマンと思っていたのに、
なんでこんなにつまんないことで怒ったりこだわったりするんだろうとね、


だからなんだよ、
俺を消すなんてことはできねえぞ、
俺は俺自身、てめえ自身でもあるんだからよ、


あ~、察しが悪いのね、
カウンセラーさんが完治としてくれた理由が分かってないんだな、
消さなくたっていいんだよ、
悪いけどお前はこれから俺の都合のいいときにだけ、
人のためだけに利用させてもらうよ、
その方法をカウンセラーさんは教えてくれて鍛えてくれたんだ、


俺はてめえのためにいるんだぞ、
てめえ、


残念でした、
もうその手には乗りませ~ん、
女に乗りま~す(筆記ほぼそのままなのでつまらない親父的下ネタはお許しください)、
乗りマスのマスかきマース(えの素のパクリもお許しください)!


ふざけんな!


ふざけてませ~ん、
真面目で~す、
だいたいここ二ヶ月ほど完全に制御されていたのも気がつかなかったの?
バッカで~、
ではさよなら~、




報われない、なんてことはきっとないのだと思います。
誠意をもって臨めば、必ず想いは伝わる。
悪意ですべてを壊してしまったのは他でもない自分自身ですが、

やーりーなーおしはー、いつだってできるだろー、
ないてきのうを、ふりかえるより、
あしたの、うたを、うーたおーうー

杉良太郎「明日の詩」より、でした。

レポートは以上です、おしまい。





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Last updated  2006/10/29 03:47:25 PM
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