2006/12/24(日)09:17
大きな髄膜腫摘出
今日は先日頂いた方のメールです。
(同じ方の参考になればと承諾を得てのせました。)
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はじめまして、術後の事例を知りたくて、
あつかましくメッセージを送付させてもらいました。
46歳 男性
私は右頭頂から側頭部にφ5~7cmの髄膜腫があり'06年9月に開頭手術を実施。
2週間で退院しました。自宅療養で目眩が治らず現在休職中です。
焦らず完治後の出社を考えています。
*腫瘍摘出部位に隙間があり脳が戻ろうとしている?
*精神的要因で発生?
原因は不明です。
時々、頭の中でぴりぴり・スーと爽快感もするし脳が戻っている、復活していると 積極的に考えています。
めまいは、回転性ではなく。ぼーとする感じで字がボヤケテ見える感じです。
経験・体験ありましたら、なにかアドバイスいただければ幸いです。
(一部省略)
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ありがとうございます。
ふ~~~ん。
私はどうだったのでしょう、、、、
で、私が出した返事。
***ちょっと略***
大きなものを取るのですし、頭を開けて空気にふれさせるのですから、
いろいろあります。
ここまでの説明はしませんよね。医師も。
それにこの感覚のことは実際、医者だってわからないです。
私はブログで元気そうにやってますし、実際に気持ちは元気です。
でも本物の健康人とは違います。
頭を深く大きく開けたのです。
私が元通りに(とはいきませんが)仕事ができるようになったのなんて、
だいぶたってからです。
おかしくて当たり前ですよ。なんか変で当たり前ですよ。
幸いなことに、脳実質に腫瘍が出来ているわけではないので、
考えることや、記憶に支障がないのがよかったです。
ほかは、仕方ないです。でも少しずつ治っていきますよ。
まだまだお若いのですもの。脳外科医さんも60歳前だと、
まだまだ若いと言ってます。
焦らずに、でも、諦める事は全然ありませんから、
頑張って元気出してください。大丈夫、大丈夫。
文面からも諦めてなんかなさそうですが(笑)
でね、このあとまた、この方からメールをいただきました。
社会的にいろいろと忙しく役割を果たしてこられてきた方のようで、
病を得、ふと立ち止まった時、休みを頂いた時、
ちょっと考えちゃったようです。きっと。
でも、病気になる前よりも、これからのほうが活躍されるのではないかと
勝手な想像をした、私でした。
それにしても、やっぱり開頭というのはリスクがあるものですね。
分らない事がたくさんあります。
また人によって術後の症状もそれぞれだから、説明もつかないし。
暗い話になるから、書くのもいやだし。
でもね、髄膜腫という安全な手術でもみんなこんな経験してるのですよね。
だけど、おかげで別の元気と勇気も手に入る。感謝もできる。
感謝、感謝。
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