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カテゴリ:医療系
今朝、『NHKの生活ほっと 』 ”医療事故・不信と対立をこえ”
を見た。 なんか嫌になった。 そしてNHKってこういう番組をどんなふうな考えで作ってるんだろうとまで考えた。 生後まもなくのご自分の赤ちゃんを、医療事故で亡くされたという、京都で高校教師をされてる方が、裁判をおこして医師の説明を聞くまでに10年かかった。これではいけない。 裁判によってしか解決のみちがないというのも問題だということで、 同じように医療事故に遭われたかたの意見を聞く活動をしてられることをとりあげていた。 この方の目的は、 ・真相究明(これが裁判でしかできないことがおかしい) ・謝罪(医師による) ・再発防止 ということらしい。 そう書いたフィリップボードを掲げてアナウンサー説明していた。 それから、1年ほど前に出産時に産婦人科をたらいまわしにされ、 結果脳内出血で奥様を亡くされたご主人も出てられた。 たらいまわしがいけないというよりも、最初の時を診た医師が、脳内出血をしていることに気が付かなかったのがいけないと言われていた。 これに関しては、脳外科医さんがこの記事を読んだらどう考えるだろうかと思った。 産婦人科医にも脳外科のことまで気を回さなかったから、いけなかったので謝るべきってこと? ここまでしなければ、罪に問われるのならば、(裁判にかけてまで)、誰も産婦人科医にはなりたくないだろうなと思った。 最初の京都の高校教師の方の活動に関して、 日本の医療が良くなるようにと考えてるようなことを言ってらした。 でも私には逆だと思えた。 今は本当に日本の医療崩壊が進んできている。 患者が自分は『患者様』だというような気で、甘えていたら、最後は本当に自分だけでなく、みんなの首を絞めてしまうことになりかねない。 医療を少しでも良い方向へ持って行きたいのなら、 医師不足を軽減させるような運動をするとか、 (そうすれば、医師の説明もじっくりと聞けるようになるわけで、信頼関係も築きやすくなる。) 医師の士気を高めるような行動をしたほうがいいと思う。 彼のしていることはまったく逆だと思った。 脳腫瘍患者仲間の掲示板は こちらです(^^)r ◆ 掲示板 脳腫瘍患者の広場 ◆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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