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2008年03月08日
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一応 一区切りとして 白洲次郎を知るための本を10冊リストアップしてみました。

持丸長者 広瀬隆著 ダイヤモンド社

次郎サンの周囲にした人たちが どんな人たちだったか 次郎サンが どんな階級の人たちだったのか わかります

おそめ 伝説の銀座マダムの数奇にして華麗な半生  石井妙子 洋泉社

次郎サンの銀座での顔がわかる本です。こういうのを無粋という人いますが 人間には昼と夜の顔があっての当然かと

次郎と正子 娘が語る素顔の白洲家 牧山桂子著 新潮社

意義に拾いものです。
遺族の本というのは ヨイショ本になりやすいのですが、 自分の両親をある程度 距離をおいててえがいているのが おもしろいです。
裏読みができれば おもしろいです

日本テレビとCIA 発掘された正力ファイル 有馬哲夫 新潮社

日本テレビの社外取締役だった 白洲次郎ですが 日本テレビが どのようにできたかを知ると なぜ彼ガそこにいたかが 推測できます。

会社甦生 高杉良 講談社文庫

大沢商会の再建時の状況を 小説にしたもの あやうく 自己破産になりかけた 会長だった次郎サンもでてきます。東宝との関わりも深いはずですが ヨイショ本は そのへんはスルー。だから 東宝と関係のあった大沢商会の件もスルー

下山事件 最後の証言  完全版柴田哲孝 祥伝社文庫

私はこれで 白洲次郎という人間を初めてしりました。ただ題材を消化しきれていないか あえてしていないのか わかりませんが 

英国機密ファイルの昭和天皇 徳本栄一郎 新潮社

怪しいタイトルですが 次郎さんが 海外でなにをしていたのか よくわかる本です。
この方には きちんとした形で白洲次郎伝を書いてほしいです。

日本の右翼 猪野健治 筑摩文庫

三井の大番頭で吉田茂の経済顧問だった池田成彬が 裏舞台に引っ込んだあとに 右翼筋との連絡役の一人が 次郎サンだったのでしょうか

表舞台裏舞台 福本邦雄回顧録
講談社

次郎サンの友人で 水野成夫の部下だった 怪しい画商が語る 戦後の財界や政治の人物たちの流れです。
ここが頭にはいっているか いないかで戦後史の見方がちがってきます。

戦後の日本を知っていますか?占領軍の日本支配と教化 百瀬孝監修 昭和研究グループ著 はまの出版

戦後の混乱期 日本の財産を外国資本に売り飛ばそうと暗躍した英語屋白洲次郎のような売国奴もいれば 闇米を拒否して餓死した山口良忠判事もいた あの時代 そのすべてに迫ります
という帯がインパクトすぎますが 私たちの祖父母父母が生きた時代です。その風景をよくえがけています。


どれとはいわないが、これまで書かれたものはあまりにも口承や伝承に頼りすぎていた。つまり、文書や資料に基づくのではなく、関係者の談話や伝聞に基づき、そこに企業PRのために、読み物として面白みを出すために、脚色を加えて物語にしていた。たしかに関係者の自慢話やゴシップを談話としてとり、その面白い部分だけを張り合わせ、なおかつフィクションの彩りを加えれば読み物としては面白くなる。だが、それは「歴史」を志す筆者の意図するところではない。
歴史は重い。多くの人々が関わり、その人々の生死や毀誉褒貶に関わっている。あだやおろそかに単純化し、読み物にはできない。また歴史は決して単純なものではない。Aは悪玉で、Bは善玉で、Aは間違っていて、Bは正しいと単純化していえない。Aが悪玉かどうかは、誰から見て悪玉なのか、悪玉の基準はなにか、いつの時点でその判断をするのかによる。

上記は 有馬氏のサイトより引用しましたが ミーハー的に白洲次郎を語るのはかまわないんですが 真面目に語る方は みんな この有馬さんの指摘したとおりなんですね。それに陥らないように この10冊読んでもらいたいものです。





















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最終更新日  2008年03月08日 09時48分49秒
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