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カテゴリ:教育・学習
「こんなことも知らないのか!」という罵声は、言われたり、言ったり。 当然知っているはずだ、と思い込んでいる側は失望感が罵声になる。 日常生活に必要な知識を理解吸収することは、それほど難しくない。 インターネットが普及している今は、不明なことを調べて知識を得ることは独りでできる。 知識は一度知ってしまえばたいしたことはない。まさに「コロンブスの卵」である。 しかし、「知恵」は即座には身につかない。 多くの知識と経験を基に、相応の努力を要する。 おおざっぱに言って、社会人と生徒・学生の違いはここにあるだろう。 辞典で「知」を調べてみた。 【知】:さとる。わかる。知識を得る。見分ける。弁別する。認める。 覚える。記憶する。 【知識】:知ること。認識・理解すること。また、ある事柄などについて、知っている内容。 【知恵】:物事の道理を判断し処理していく心の働き。物事の筋道を立て、計画し、正しく処理していく能力。 【(智慧)】仏語。相対世界に向かう働きの智と、悟りを導く精神作用の慧。物事をありのままに把握し、真理を見極める認識力。 「智慧」を会得するのは難しい。しかし宗教家や哲学者だけに任せておくことでもないと思う。特に年季を経た年寄りにとっては、生き様を示すためにも「生涯学習」の理想の努力目標だと思う。 さて、今日のサンケイの「正論」には 【正論】山野美容芸術短期大学教授・中原英臣 閣僚や官僚は科学の基礎知識を が掲載されていた。 抜粋:本当に必要だったのは新しい科学技術に対応できる「バイオ省」「航空宇宙省」「情報通信省」などの創設だったと思われる。 【科学】 《science》一定の目的・方法のもとに種々の事象を研究する認識活動。また、その成果としての体系的知識。研究対象または研究方法のうえで、自然科学・社会科学・人文科学などに分類される。一般に、哲学・宗教・芸術などと区別して用いられ、広義には学・学問と同じ意味に、狭義では自然科学だけをさすことがある。サイエンス。 科学技術は日進月歩で、最前線を理解することは不可能に近い。 過去、大学や筑波の産総研を回ったが、事前に研究室を下調べして行くのだが、研究内容が理解からは程遠い。ある研究室でグチをこぼしたら、隣同士でも理解できないと慰められる始末。 本当の「知恵者」が求められている。救世主であろう。 この項つづく。(続けていきたい) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.05.17 00:37:49
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