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カテゴリ:経済
とうとう汚染米の焼却処分が始まった。 国保有の汚染米238トン、焼却処分始まるhttp://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn/20081003/20081003-00000056-nnn-bus_all.html 道内汚染米1トン超を廃棄処分http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/hbc/20081003/20081003-00000013-hbc-loc_all.html 民間に【工業用】として移管しても不正に流通させ、社会不安を煽るだけ。 そんなら、燃やしてしまえとヒステリックに結論を急いだ結果か。 いわゆる【事故米】はWTOでの交渉で仕方なく輸入されたものだろうが、 ニュースの文面を読む限り国産でも発生しうる。 → 国が道内で保管する汚染米は全部で1650キロ。 すべてアメリカ産のうるち精米で保管中にカビが発生したもので、残留農薬などは 見つかっていません。(抜粋) 事故米に関するニュースの中には、不正を防ぐため過去には着色して処理して いたとの関係者の話もあったのだが、このアイデアさえ吹き飛ばされた形になった。 ほんの数ヶ月前には食料不足・家畜の飼料高騰対策として【飼料米の生産】を 訴えている意見も見かけたが、事故米を飼料にすればその養豚・養鶏他業者の 【生産物】も不安の連鎖をおこしてしまうのだろうか? 情報の正確な伝達・受信が行われないと【無駄】がいつも発生する。 健康に問題がないのであればそれを前面に押し出し、不正は抜本的な 対策・知恵・罰則を速やかに考慮すべきである。 太田前農水相の【じたばたしない】発言は、消費者に対するデリカシーさに 欠け説得からかけ離れたものだった。が、1950年代の米の生産が足りない 時代だったら、ここまで大騒ぎせずもっと知恵を出していただろう。 あるいは、口に入っていたと思う。 もう随分時間が経つが、【抗菌】という言葉が流行った時期がある。 私はそこまで人間は軟弱なのかと疑問を抱きながら、【はやり】なのだ と気に留めないようにしていた。 日本人は【情報に敏い】方だと思うが、結果だけで行動しやすい。 報道はセンセーショナルな部分のみ単純化して、掘り下げて理解させようと する努力はしないし、読者・視聴者も次の別のネタを待ち望む。 そして、ネガティブ情報-不安には特に関心が強い。 豊かさに比例して不安が潜んでくるのだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.10.03 22:35:00
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