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カテゴリ:老い
どのようなことでも、実際に経験してみないと 物事や人の所為を「理解する」ということは、困難である。 明るくさせてくれる「経験」なら、多くの人はそのままハマってしまうだろう。 しかし、限られた時間の中で「経験」を積むことはおのずと制約される。 怪我、病気、・・・ そして「加齢」による体力減退。 歳をとれば、自分の実体験の量に比例して、数多くの人を理解したり、 「ああ、あのときのお年寄りは、こんな状況だったのかしら?!」と、 理解の幅は広がるものだと思っていた。 多くの貴重な「経験」も、ボケとともに色あせてしまうのかしら。 たぶんそうだろう。 「ボケ封じ」という言葉をよく耳にするようになったのは、この10年。 「指」を使えばボケない! ・・ で、男でも編み物をしたり、陶芸をしたり、 キーボードをたたいたり。 鮨屋のおやじさんは、「私はいつまでもボケないんですよ!」と言っていた。 さて、この日曜の釣りの帰途、Mさんが車窓から指をさし、 「妻にいわれて、あの医院で診察を受けた。」・・・「認知症テスト」のようである。 テレビで認知症のテストシーンを幾度か見ているが。 これはなんですか?と、いくつか絵を見せられ、「馬鹿にしているのか」と いらだたしさを感じながらも、返事をする。 そして数分後、「さきほどの絵を思い出して、すべて言ってください。」 と、云われ、困窮するのが高齢者。 2つ、3つは言えるけど・・・ 「記憶力の低下」=「集中力または好奇心の低下」 同じことを何度も聞かれると、「以前にも話したのに・・」と、いらつくことがある。 その逆に、幾度も訊ねてしまうことがある。 ただたんに、その場を取り繕うための、会話・コミュニケーションで 実は気のない証拠である。 「体力減退」を感じたら、ランニング、ウォーキングを楽しむようにして過ごす。 「脳力減退」対策は、集中力だろうな、と、思う。 若いころは、「ながら族」でも、なんとか成った。 歳を感じたら、イイカゲンに聞いたり、ゾンザイな態度は慎んで、メリハリを つけた生活に努めれば、ちっとはウザッタがられることは、なくなるだろう。 同じく釣りで同乗したSさん。 「せっかく千葉まで来たのだから、タケノコを買っていこう。」、と、しつこい。 恒例化した千葉遠征釣りでは、いつも「たけのこ」が、彼の口から飛び出す。 「昨年と同じ【健人館】でラーメンを食べてから、隣の店で買えばよい」と、 なんど返事したことやら。 ジジー、ババーの欠点というか、特徴は「発信量」が多く、 「受信容量」が、小さいことだと思う。 加齢、否、華麗な高齢化社会を創るのは貴方、ではなく私。 と、認識して見えない脳力低下を抑えていこう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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すべてうなずく言葉ばかりでした^0^・・==・・-- 加齢=華麗に毎日が過ごせるように努力します。 ジュンちゃんは上品に・・草の名前調べてるのでしょうか♪ (2010.04.21 11:52:38)
ある対談で、誰かが「私だって70になるのは初めてなんだから…」と言っているのを聞きました。
加齢の問題は誰にでも訪れるものだと想像は出来ていてもも、やはり実際その場に立ってみて初めてわかることって多いですね。 (2010.04.21 15:49:29)
あきてもさん
毎日ブログを投稿し、変化のある生活を楽しんでおられますので、あきてもさんは大丈夫でしょう。 (2010.04.22 00:21:31)
yuyu120061さん
yuyu120061さんは、その前にご両親の「老い」で、辛い経験を通過されるのではと、思いますが・・・ 将来のことを、様々なケースを想定して、心の準備をしておくのも大切かと存じます。 (2010.04.22 00:25:45)
あきてもさん
>文章が同じになってる・・・^^ >マンネリ化・・・ > >仕方無いか・・ >いい方に考えます♪ ????????????????????? >ジュンちゃん寒いね~~ > > >いつも感謝です。 ----- (2010.04.24 21:38:45) |