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カテゴリ:社会・政治
沖縄・尖閣諸島近海で起きた中国漁船衝突事件は、歴史で学んだ 盧溝橋事件(ろこうきょうじけん)を思いおこされる。 仕掛けたのはどちらか? 法治国家として聖徳太子(憲法17条)以来、明治期に欧米流の「法治」を 学んだ日本と、「人治」で国家を築いてきて「国際法」には疎いのではないかと 思われる中華主義&共産主義の独裁国家。 この1年、チャイナがその経済的台頭でうぬぼれ、南シナ海でフィリピン、 インドネシアの島嶼をその海軍力で奪い、第1列島線、第2列島線を 構築しようとしている報道に接する。 関心をひき、読ませていただいた記事のタイトルとURLを列記しておく。 改善する中国人の“対日”イメージ 変わらぬ日本人の“対中”悪印象 ~日中共同世論調査から浮かぶ中国人の「自信」と日本人の「不安」 【特別寄稿】言論NPO代表・工藤泰志 http://diamond.jp/articles/-/9421 中国漁船衝突 米、尖閣は日米安保の対象 組織的な事件と警戒 2010.9.16 23:04 http://sankei.jp.msn.com/world/china/100917/chn1009170010000-n1.htm 日本の帝国陸海軍と人民解放軍の類似点その新たなる使命とは~ 中国株式会社の研究~その752010.09.10(Fri) 宮家 邦彦 http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/4418 尖閣問題で日中関係は再び冬の時代に戻るのか中国が犯した 2つの誤算~中国株式会社の研究~その762010.09.17(Fri) 宮家 邦彦 http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/4477 社説:日本と中国で関係修復を2010.09.16(Thu) Financial Times http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/4469 軍事大国へ突き進む中国の暴走を抑えよ 歴史に学び、いま日本がやらねばならないこと2010.09.17(Fri) 織田 邦男 http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/4468 他にも多々あるが、きりがないので省略する。 人類の5人に一人は中国人だという。 CHAINA=支那(シナ)の人治ならぬ人智はひょっとすると、その人口数に 物を言わせて「数撃ちゃ当たる」で、「知的所有権」を盗み、「国際ルール」 なんぞ意識にないように思われる。 約束した政府高官の訪日を、感情に赴くまま?なのか、政治的小細工なのか? 一方的に反故し、面子(メンツ)を保とうとする。 インド、東南アジア諸国、オーストラリア・・・・そしてアメリカによる包囲網。 中国は崩壊したソ連の轍を踏むような気もする。 「中国漁船衝突事件」は、中国人民軍(中国政府の監理下には ないそうである)が、フィリピン、インドネシアと話し合うことなく、その島嶼を 侵略し建造物まで構築した甘い経験から、政治空白の中の日本を 試そうとした「冒険」とも思われる。 (選挙屋=小沢一郎(政策無茶苦茶。政治音痴で目上にはゴマ擂り屋。 チャイナ朝貢外交者。)が、代表・首相になるとチャイナは踏んだのか? 菅も外交・防衛についてはアホの極楽トンボだが、空白中の取り巻き・官僚が 優秀だったのか、運がいいのか、代表選後翌日の円高対応は、うまくこなした。) 尖閣諸島では、ルーピー鳩山が軽率な発言をし、すぐさまフランケン岡田が、 「領土問題は存在しない」と突っぱねたが、これはミンシュ党の外交姿勢では 数少ない正当な自己主張である。 今日の菅政権の内閣改造では、前原氏が外相におさまった。 すこし、ほっとする。 前原氏は国交相就任直後では、ヤンバダムで貧乏くじを引いた。 またまた、普天間基地問題・対中関係・対米関係・為替介入で貧乏くじを 引いたのかもしれないが、私としては応援したい唯一の民主党員である。 (苦労が人を大きくすると信じている。) さて、「中国漁船衝突事件」では、海保船にぶつけた船長はそのことを 否認しているそうである。ショックで彼の母親が死亡したとの報道もあった。 (中国政府の意にある報道機関の嘘かも知れないが・・) *後進国に生まれた弱者が嘘をこくのは常態である。嘘をつくからますます 弱くなる。先進国で教育を受けた輩が嘘をこいて、バレれば後はない。 「嘘をついてはいけない」という教育は、決して道徳的なものではなく、 最終的には自分が損をし、回りさえも迷惑・損をするという実利的な人智である。 まだ、報道されていないのは「中国漁船の衝突まで」の、ビデオ記録である。 下手に配信すれば、中国はまた毒ギョウザ事件の時のように、小細工・反論を 弄しかねない。 *日本の調査捕鯨でのシーシェパードの攻撃シーンは、反捕鯨国の操作された マスコミ報道・ドキュメンタリ(文字・写真・映像)より説得力がある。 ただし、虚構を意図して編集操作された画像・映像が配信されれば、誤解を 招くことは映像・画像に興味の深い私にしてみれば、許せないことだが・・ → コーブ:アカデミー賞を受けたドキュメンタリーもどき映画など!! 「中華主義」に目覚め始めている中国に、「国際ルール」を目覚めさせるのは 容易ではないだろうが、日本としては「日出づる国、日没する国に物申す」姿勢を 貫かなければ、歴史の退行を招きかねないと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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