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NET記事を歩いていて、こんな「お遊び」を見つけた。 「虚構新聞」 URL: http://kyoko-np.net/ 昔々、オーソン・ウェルズがラジオで「宇宙人来襲」と、やらかしたら 真に受けたアメリカ人がパニックに陥ったという話は有名であるが。 「虚構新聞」の存在は、ネット記事で 「ジョークニュースサイト「虚構新聞」が14日、「大阪市長の橋下氏がTwitterを小中学生に義務付ける」というジョーク記事を掲載したところ、本気にした人たちがTwitterで大拡散。その後虚構新聞が公式ツイッターで謝るという事態に発展した。」 という紹介で知った。 「嘘から出た実」というが、虚構が現実になってしまったため、「お詫び」を 掲載したことにも笑ってしまう。 → 「本来虚構記事を配信するべき本紙において、これら当該部分の虚構が現実になってしまったこ とは甚だ遺憾であり、今後はこのように記事が現実のものとならないよう、記事のチェック体制 を強化するなど、いっそうの注意を払っていく所存です。 また記事中の「死因は毒りんご」の記述についても、まもなく現実化してしまう可能性が濃厚 との情報がありますので、この点についてもあらかじめお詫び申し上げます。」 風評、思いこみ、想像、捏造 ・・・ フィルタリングして、事実を抽出することが難しい世の中になってきた。 事実の中に作為的な想像を組み込まれると、なおさらむつかしくなる。 櫻井よしこ氏の著作で、こんな本がある。 GHQ作成の情報操作書「真相箱」の呪縛を解く ―戦後日本人の歴史観はこうして歪められた さらには、江藤淳氏の 「閉された言語空間―占領軍の検閲と戦後日本」 作為的な「嘘」を見抜くためには、人生経験・情報収集能力、 及び、「勘」が重要に思われる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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