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テーマ:平和憲法九条(2)
カテゴリ:護憲・平和
1.第45回護憲大会報告続きです。 昨日は、1月31日から高松市で開かれている護憲大会で社民党福島党首のあいさつまで掲載しましたが、今日はその続きです。 評論家の森田実氏の講演のあと、それを受けてパネルディスカッションをしました。テーマは「カジノ資本主義の崩壊と平和・人権・環境の確立「でした。 そのパネル討論のなかで、連合非正規労働センター長の龍井葉二さんの発言が印象に残りましたので書きます。 非正規労働者の割合は1960年で10パーセント、1992年で20パーセント、そして、2002年で30パーセントと急激に増えてきた。正規社員の数は1997年をピークにしてその後どんどん減り続けている。 昔は潤滑油としての金融だったはずであるが、その金融が主役に踊りでてしまった。そして短期のバランスシートがすべての経済価値となった。そしてその後は株主配当が優先され、労働分配率がどんどん減っていった。 昔は、正規社員の夫がいて、その妻。また学生アルバイト。そして老後の年金暮らしをしながらのパートなどが中心だったが、いまやそういった非正規の仕事で生計を立てなければならない人がどんどん増えてきた。 そして今の派遣労働者の実態にみられるようになってきた。 もやいの湯浅さんは、「すべり台社会」と言っているが、私はそれプラス「アスファルト社会」だと思っている。つまり雨が降って土や畑に水がしみこんでいくが、アスファルトではそれがない。 OECD諸国のなかで、そういった人のつながりを示す指標があるが、日本はOECD諸国のなかでアメリカより人のつながりがない最低の数値である。人間関係の形成がズタズタにされているのである。
小泉・竹中の構造改革のなかで「自己責任」「市場中心」が言われてきた結果、多くの人たちが「それは自分の問題」だと思わされてきた。トラブルに会ったことや安定した仕事につけないのは「自分の責任」だと思い込まされている。 秋葉原事件が起きたとき、あるライターが新聞社の求めに応じて記事を書いた。「派遣労働が引き起こした問題である」と。しかし、その新聞社は「社は私たちの社の方針と違う」とボツにした。社の方針は「事件を起こした個人の責任である」ということだったそうです。 一番大事なのは労働って仕事ってたてただ「金」のためだけでしょうか?私は収入さえ与えていれば労働だと思わない。秋葉原事件は仕事を通じて一人の人格として承認されるということがない。「労働の尊厳」これがやはり重要なのではないのか? 隣の韓国では非正規雇用の割合が50パーセントにも達している。1997年のアジア通貨危機からガラッと変わった。グローバル化がどんどん進んで海外ヘ生産を押しつけてきたが、その押しつけてきた国も社会問題化してきて、押しつけられなくなってきた。 労働というのは人格・人権の問題である。正社員中心でやってきた運動を今言った国際連帯運動も含めてすべての労働者の問題としてやっていけるかが重要であると思う。 そして最後に森田実さんはこういいました。 「今、東京の知的後退が激しい。それはメディァが企業の広告に支配され、ジャーナリズムて゜はなく、広告企業になっているからである。東京に住んでいる人はそういうものしか知らないから知的後退が進む。ジャーナリズムの後退については、私もその責任の一端がある。政治家のレベルが国民のレペルより低くなった。せめて国民レベルになってほしい。小選挙区制度は明らかに失敗した。国民の意見が国会に届かなくなった。自公政権は上位下達の社会である。民主党は民主党で誰も小沢さんを批判しない。新自由主義を止められなかったら、資本主義は崩壊します。日本はかつて一億総中流社会と言われてきたが、それは新自由主義によってメチャメチャにされた。私は新自由主義社会をやめて総中流社会に戻るしかないと思う。 ということでバネルディスカッションの報告を終わります。 講演する森田実氏
ということで、あとは昨日の分科会と広場の報告ですが、青森に帰ってから報告しますよ。 下の3つポチしてくれるとうれしいです。(●^o^●)
2.昨日食べた物の画像です。 昨日の朝食は高松で泊まったホテルです。洋食です。野菜サラダです。トマトだけ食べた後で写真を撮りました。
ホテルの朝食です。トーストとロールパンです。
ホテルの朝食です。スクランブルエッグとソーセジです。
ホテルの朝食です。デザートです。メロンとヨーグルトです。
昨日の昼食は分科会で出た弁当です。
昨日は護憲大会分科会と広場が終わった後で高松駅近くの焼き鳥屋で先輩と飲みました。ビール1杯と焼酎赤霧島お湯割りを6杯も飲んでしまいましたよ。
夕食の焼き鳥屋で食べた焼き鳥です。
湯豆腐です。
焼き鳥皮です。
最後にホテルでうどん定食食べました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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