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留学生のためのスタディスキルズ推進ブログ

2005.04.11
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     留学OBが語る留学とその後の "生"体験記
                vol.08

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======留学体験(サバイバル)編:挫折しない目標の立て方======


皆さんこんにちは。マガジン発行人のjunquitoです。


前回、留学後に目標を設定し、達成に向けて努力することの意義を説明しました。

今回は、具体例を交えて実際にどのように目標を立てていけばいいのかを見てみましょう。



まず、先週の要点ですが、

  「目標はどんなものであれ、『自分自身が決めたもので』、『常にそれ
  を意識して自己を管理する』という性質を持たなければならない」


…単なる「夢」ではいけないわけですよね。

ただし、「夢」を持つことが一番重要なのです。「夢」とは皆さんが自分はこうなりたい、と望む姿ですよね。最終ゴールともいえます。

夢はどんなに大きくても構いません。幼少時に「宇宙に行く」という夢を持って、宇宙工学を学び、自作ロケットを作った人の記事を最近見たこともあります。

夢は、あなたの進む方向を決めます。方向が決まったら、そこへ向かう道筋を自分で決めていきます。この通過点として「目標」を言う目印をたてておくと考えればいいでしょう。

道筋を決めるのは難しいものです。途中で見失ったり、とても通れない箇所が出てきたりします。でも、「夢」という行く先が分かっていれば、どんな回り道をしようが、時間がかかろうが、いつかはそこに到達しよう、という意思は失わずにいられます。

肝心なのは、はるか遠くにある「夢」をボーっと見たままで時を過ごさず、常にそこへ向かう道を模索し、進んでみることです。

これをまとめると「目的を達成するためには手段を選ばず」になりますかね(汗)。悪い意味でなく。

例をお話します。私と同時期にテキサスに留学していたMさんです。

高校の交換留学プログラムで知り合い、大学の留学先で唯一連絡を取り合っていた彼女ですが、彼女は建築に興味があり、3年になって建築を専攻しました。

日本の建築の知識を西洋に取り入れたい、と思っていたのですが、日本の建築のコンセプトを教授に受け入れてもらうのに苦労したようです。何度作品を持っていってもいい点がもらえず、教授に説明を試みても「君は分かっていない」といわれるだけ。教授の頭が固いのか、自分の表現がまずいのか、そもそも自分には建築は向いていないのか、数ヶ月に一度届く手紙(Eメールがなかった当時はこれでも頻繁に連絡を取り合っていたほう)で、悩む様子がよく見て取れました。

4年目に入ろうかという時、「自分で考えて、教授たちとも相談してCivi
Engineering(の中でも都市計画に関する分野だったと思います)を専攻しなおすことにしたよ」と言って来ました。「建築の学位をとる」ということにあれほどこだわっていた彼女が、なんと専攻を変えてしまったのです。

そこに至るまで、様々な葛藤があったと思いますが、結局、建築という分野では自分の能力は発揮できない、なら、Civil Engineeringという分野にさっさと切り替え、こちらで自分を伸ばせないか、という結論に至ったのですね。

この決断によって、卒業が長引くことになりましたが、彼女は満足そうでした。もし、建築にこだわって専攻を変えずにいたら、卒業は出来ても成績も低く、建築家として周囲に認めてもらうことも難しかったでしょう。

逆に、都市計画の分野なら、「物を作る」という、彼女が本当に好きなことは続けて学んでいけるし、自分の新しい才能が見つかるかもしれません。何より彼女自身が満足し、楽しんでできることです。

人は、これを「挫折」というかもしれませんが、彼女を知る私は「夢を達成するためのよりよい選択をした」と解釈します。


もう一つの例は前途のロケット設計者ですが、彼の少年のころの夢はNASAの宇宙飛行士になることだったそうです。ところが、NASAの研究は進まず、宇宙飛行士になるには様々な資格や訓練が必要。、だったら、自分で宇宙船を作れば、自分が操縦士になれるじゃないか、と考え、一般の人がさほどの訓練をしなくても乗り込むことができる商用スペースシャトルの開発を始め、政府でなく業者から資金を募り、実現に向けて実験を続けているそうです。
宇宙に行く=NASAのシャトル という概念を打ち破って夢の達成に向かって努力しているわけですね。(National Geographic, April 2005より)


目標の達成そのものがゴールになっては、達成できない時に進むべき道を失ってしまいます。目標の立て方としては

  まず自分の「夢」(どんなに非現実的でも構わない)を確認する
    (大ゴール)

  その夢をかなえるためには何になるべきか・どんな能力や知識が必要な
  のかを考えてみる
     (中ゴール)

  それらの知識を得るために、何を学ぶべきかをリストアップし、自分が
  出来そうなものから実践していく
     (小ゴール)

という段階別に行っていきます。 

「留学する」は、もちろん小ゴールに入りますね。留学して、どんなことが出来るようになりたいのか、これが中ゴールです。中ゴールは途中で変わっても構いませんが、あくまでも大ゴールを達成するための通過点として存在するべきである、ということを忘れないでいれば、留学を成功させることができるでしょう。

図解
図解


自分の目標が見えなくなったら、諦めて挫折する前にまず自分の夢は何かを再確認しましょう。そのうえで、周りの状況や自分の能力と相談して、軌道修正をしていきましょう。

今週はここまでです。

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このマガジンは、まぐまぐより発行されています。
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Last updated  2005.04.12 01:44:28
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