2006/01/10(火)20:21
クラス開始前のTips。
留学中、特に新学期に苦労したことのうちに、
「授業の始まり数分間、波についていけない」
というのがあった。
直前にバイトとかジョギングとか、全然関連のない本を読んだりとかしていて、いきなり授業に出ると、頭がその科目のモードに切り替わらない。で、講義やディスカッションのイントロ部分をボーっと聞いていたがために、その後理解度がすごく低くなったり。
こういったことは、多分誰にでもあると思うけど、特に日本人と日本語でずーっとおしゃべりしてて、じゃあ、ってクラスの直前で分かれたりすると、日本語モードから英語モードに切り替えるのも大変なんだろうな、と思う。
(すぐ切り替えられる人は、同時通訳とか向いてるかも。笑)
私は、特にそういう切り替えがのろかったので、授業前のウォーミングアップはいろいろ工夫してました。
心構えとしては、クラスは開始前にある10分の休み時間から始まる、という風に考えるようにする。
連続でクラスがある時を除いては、10分前には教室/講義室の外に居座って、ノートを見たり課題になってる本をめくってたり。クラスメートと「宿題できた??」みたいな話をするだけでも気持ちが切り替わる。
中には、やっぱり休み時間中に来て、板書をはじめる教授もいるので、そういう時は、自分もさっさとノートに写してしまう。
一番効果があったのは、授業の最初に前回のクラスについて質問があるか、って訊ねる教授が多いのだけど、このときに質問する「つもり」で、数個、質問事項を考える。
実際質問するかどうか、は問題じゃないけど(実際、しない時がほとんど)。クラスのしょっぱなから手を挙げる自分をイメージして、無理やり授業モードに持っていくにはなかなか効果があった。
日本語→英語モードについては、やっぱり、授業の前は英語の本を読んだりとかして、思考回路を英語にしておくのがいいと思う。日本語でずーっと考えてて、不意に英語の授業が始まると、最初の数分は単語だけが頭に入ってきて、言ってること自体は意味を成さない、って感じだし、特にディスカッションなんかは、言いたいことが日本語ででてきて、それを頭で訳してから発表、ってことになる。英語力がどうこう、って言うより、そのときの思考回路の問題。だと思う。
(英語でずーっと話してて、突然日本語に切り替わっても同じ現象が起こるし。)
ちょっとした意識を持っていれば、開始直後の理解度がだいぶ違うと思います。始まったときから集中できるのと、数分うろたえるのでは、その後の吸収度も差が出てくるので、皆も工夫してみては。
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オーストラリアに留学中の人、暑そうです。羨ましい。