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2007.04.21
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カテゴリ:留学とキャリア
いまさらあたりまえ...のことを述べた記事ですが。

留学は強みになる? ブランクに見られる? 再就職で成功するハッピーセオリー

前に書いたMBA留学にも通じるところがあるので、キャリア留学を目指す人でなくてもぜひ一読しておいてほしいです。

語学留学から専門学校留学、学部留学、院留学、すべてにおいていえるのは

肩書きほしさだけに留学するのでは失敗する

っていう点。

これは、留学そのものと、留学後のキャリア設計、両方の面で言える。

肩書き目当ての留学は、留学できた時点で終わりなので、死ぬ気で授業について行こうとか、クラス外で起こっているいろいろな活動に参加しようとかいうモチベーションがもてない。
入れたはいいけど、とりたいクラスもない、クラスの課題も点数確保のためにやるだけ、ホームシックで海外の友達(将来のキャリアのコネになるような人たちも)は一切おらず、なんて感じで留学を終えてしまったら、人生の間のその期間は、無駄以外のなんでもないだろう。

キャリアに関しても、ぶっちゃけ「自分程度の人間が留学できるんだから、留学した人全員が、いい仕事に就けるなんてありえない」と思っていい。
いまどき、留学しなくたって相当の英語力をつけることはできる(逆に、留学したからって英語力がつくっていうのはうそっていうのも、証明されてる)。学校で英語をつかって勉強するのと、実社会で仕事するのはぜんぜん違うのだ。
多少英語ができても、数年海外に行ってたために同じ年代の人より仕事経験がなくて、日本的な仕事の要領とか、対人のコツが分かっていない人は、敬遠されることもあるって事実は知っておいた方がいい。

要は、留学なんて、それ自体は大してえらいことじゃないってことを、留学する本人が認識して、肩書きが与えてくれるものを期待するんじゃなく、自分って人間が、留学っていうものをどうやって利用するのかっていう戦略をきっちり立てないといけないのだ。それができる才能がない人には、留学だって、国内の学校だって、キャリアトレーニングだって、何にも与えてくれない。

このブログでは、主に留学先でのスタディスキルズを紹介してるけど、ブログやメルマガをとおして言ってきてるのは、英語力そのものはあくまでツールに過ぎないってこと。どんなにすごいツールをっていても、それを使う目的がはっきりしてなきゃ、それを生かす機会は訪れない。

留学だって、そういう意味で考えれば人生設計のツールに過ぎないわけだ。

「留学」っていう目的を持って英語っていうツールをマスターしよう、っていうのは、一見しっかりした目的をもって勉強しているようにも思えるけど、「留学」することがゴールになってしまっている人は、TOEFLや入試エッセイのテクニックばかりに目が行って、「エッセイで自分の言いたいことを相手にはっきりと伝える」とか、「情報をCritical Thinkingを駆使して分析し、問題に対する解決法を見出す」なんていうことをするためのライティングやリーディングには興味ない。

この辺が分かると、スタディスキルズの大切さも、おのずと分かってくるんじゃないかなあ、と思う。
留学して今よりいいキャリアにつくとか、年収を増やす、なんていうのも大事だけど、自分が本当にやりたいことを、留学を通して発見するには、やっぱり「中身」が大事。「中身」は経験がくれるものではなく、自分が求めて得るものじゃないかな、と思うわけです。






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Last updated  2007.04.21 22:46:54
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