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やはりアマゾンで購入。上のは永田萌さんのイラストで、去年買ったもの。今回はEdmund Dulacの挿絵のもので、文章もう少し大人向け(楽天では画像見つからず)。 買ってみたら、楽しみにしていた挿絵の方は意外と数が少なかったですが。雪の降る街を半分透き通った感じの女性が宙に浮かんで眺める絵は、鳥肌がたつほど素敵でした。萌さんのは、かわいらしく、ファンタジックなのに対して、こちらは妙にリアルで怖いほど。「昔の外国の絵本」のイメージそのまんま。 「人魚姫」もそうだけど、「雪の女王」も、よく知っているようで原作をかなりはしょった子供向けの話しか読んでいないので、改めて読むとなかなか考えさせられる個所を発見。 個人的に印象深いのは、山賊の娘。荒っぽい性格だけど、本当は友達が恋しくて、虐待される環境から逃げたしたいと願っているような描写だなと。「あたいね、お前が気に入らなくなっても、誰にも殺させないよ。どうしても殺さなくならなくなったら、あたいが、この手で殺してやる」(訳は荒俣宏氏)←これなんて、すごい愛だ。 人魚姫もほしくなった。画集も。今月はもう予算が...(汗)。
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Last updated
2009.10.22 11:52:59
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