2005.06.08

留学の目的について

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カテゴリ:留学とキャリア
このブログや自分のサイトを立ち上げてから、いろいろな「留学サイト」や「留学日記/ブログ」を見るようになったけど。

「今の留学生って、どんな目標を持ってるのかな」って視点から見ると、結構興味深いですね。

自分の固定観念としては、留学する人って、

「日本の学歴社会に反発して、海外で本当に自分のやりたいことをしようとする人」

なのかなーって思ってた。実際、ちょっと前まではそういう人しか留学しようなんて考えてなかったかもね。

多分、今でもそういう人は多いと思う。でも、留学生人口が激増して、そういうステレオタイプの人だけが海外に出るわけでもなくなってきてるみたい。

よく言われるのは、

「日本の大学に行けなかったから、留学してハクをつける」

これは、例えば日本の大学に落ちて留学した人は、多分日本の大学に合格してとどまった以上に一生懸命勉強している人がほとんどだと思うので、こういう言い方をする人はまあ、ほおっておけばいいと思う。


あと、少なからず感心したのは、

「日本のトップ大学にいける実力があるにもかかわらず、あえて外国の(これまたトップクラスの)大学を狙う」

人が、結構多いこと。

映画をやりたいからSCUとか、国際関係をやりたいからアメリカとか、そういうんじゃなくて、「名前」で選んでる人だね。ハーバードとか、イェールとか。

いや、そういうとこ狙うって事自体、すごいし、ぜひ頑張って欲しいんだけど。

その裏にあるのは、やっぱり「学習内容より学歴重視」の、日本的考えなのかな、とも思ったりして。

アメリカでもトップの大学目指す地元の人は、当然いい企業への就職を当初から狙っているし、日本人でそれらの学校を狙っているからって、私がなんら文句言うこともないんですが。


私もそういえば、留学するよっていったとき、今はなき祖父が

「なんだお前、東大いけないからって外国か。ハーバードか??」

などと聞かれた。

(当時は小和田雅子さんフィーバーで、アメリカの大学といえばハーバードだった。バークレイなんて、うちのじいちゃんが知るはずもなし)

まあ、留学生も、幅が広がったんだなー、と。今後も、東大よりハーバード、なんて人が出てくるのかなー。

「すでに留学した人間」の立場で言うと、留学に成功するか否かは、留学前の学力とか、留学先の学校の名前で決まるんでなく、当地についてから、どれだけ今までの自分を(いい方向に)変えることができるか、だと思う。どんな学校で、どんな専攻を取ったって、常に心を開いていれば新しい学びの道は絶対見つかるし、それは将来生きてくるものだから。

逆に、東大行って、合コンばっかやってるより(すみません。私の日本の大学のステレオタイプです)、留学先でもまれたほうが成長するよね。当初の目的が「大学の名前」だったとしても、本人次第で得られるものはそれ以上だと思う。

(逆に、あっちに行ってからも「大学の名前」にこだわってる人は、結局そこで学ぶことは少なく、帰国後学歴だけを頼りに職探しってことになるのかも)

小さいころから塾だテストだで、有名大に進学することだけを教えられてきた学生たちが、海外という進路を狙いだした、というのは、彼らも完全に学歴にブレインウォッシュされてるわけじゃなく、新しい世界に挑戦する創造性と勇気もちゃんと育まれてきてるのかな、と、期待したいですね。





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Last updated  2005.06.08 19:23:58
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