2007.11.12

留学前に身につける能力って...

カテゴリ:留学-生活編
有名大学への留学を目指すような、英語力もあって日本の学校でも成績優秀ないわゆる「エリートさん」に、かえって備わっていない能力がある。(彼らに限ったことではないですが)

こういうステレオタイプはよくないと知りつつ、敢えていってみるならそれは「生活力」又は「サバイバル能力」。

もともとの留学目標が、学業での成績だから、学業範囲外の情報量やスキルに欠けている傾向がある。

留学前の時間も、課外活動も少なく、放課後、休日は塾や自主学習、身の回りの世話は教育熱心な親御さんがいろいろしてくれて、とにかく「勉強さえしてれば良い」っていう環境に置かれちゃってる、そんな人は、留学までの道(TOEFLで高得点取るとか)は楽でも渡航後のトラブルには人並み以上に見舞われる覚悟した方がいい。

まず、渡航後に生活が始まってから、いろんなものをどういう段取りで解決していくか、困った時はどうするか、といったことが分からない人が多い。過去に失敗をした経験がないから、あたって砕けろ的な精神が備わっていなくて、体を動かさずぐずぐず迷ってる。
大学の仕組みとか、クラス選び等の諸手続きも、人に聞けば一発で分かるか、または、自分でやってみて間違ってたらやり直して学べばいいようなことでも、わざわざネットの掲示板で「専門家」に聞こうとしたりする(これは、以前モテ留の今藤さんが言ってたなあ)。どっちが手っ取り早いかは、一目瞭然なのにね。

他にも、クレジットカードの紛失とか、医者にかかることになったとか、道に迷ったとか、海外生活で見舞われるトラブルはたくさんあって、それらの解決方を説明した書籍なんかもたくさんでてるけど、どこにも対処法が載っていない問題だってあるわけで。そうなったら自分の勘と、口と、度胸に頼るしかないんだけど、こんな場面では、やっぱりエリートさんたちのほうが「うぶ」な印象がある。

(英語能力も関係してて、英語ができる人ほど、高度な会話をしようとしてなんと言っていいか分からなくなり、結局何も言えない。最初っから英語ダメと自覚している人は、はなからボディランゲージで行くので案外問題解決率が高かったりする。笑)

さらに、人間関係では、今までと全然違う種、価値観の人との交流の輪が一気に広がるので、付き合うべき人間や付き合い方を決めるのが難しい。人間不信になるか、逆にたがが外れて悪い人間との付き合いにのめり込んでしまう危険もある。異性との交流が少なかった真面目な女の子は、ろくでもない男に引っ掛かる可能性が多い←ホント。留学生のブログとか読んでても、ぴんと来るのがある(笑)

自分がエリートであると意識している人に限らず、留学を希望していて上のような状況に陥る可能性がありそうな自覚のある人は、今から自分なりの「サバイバル能力」をつけておくことをお奨めする。

まず、留学関連の手続きは家族やエージェントに頼らず、自分でやる。日本、留学先の国の機関に関わらず、質問、問題は自分で交渉して解決、その中で「大人」との付き合い方やトラブル対応力を身につけるのだ。渡航時に持って行くものの準備や買い物、病院での検査手続きなど、高校生でも自分でやったことのない人が多いんじゃないだろうか。あちらに行ったら全部一人でやらなくちゃ行けないんだから、日本にいるうちに予行練習して置くことは必要。親御さんもこの辺はしっかり理解して、敢えて手を貸さないよう心掛けましょう(^^)。

あとは、日本にいるうちにいっぱい楽しんでおくこと。
ギリギリまで英語の勉強にかじりついてないで、一人旅をしたり、地域行事に参加したり、アルバイトしたり、人生経験をなるべく豊かにしておこう。やっぱり、トラブルを対処する力を身につけたり、他人の価値を判断することが出来るようになったり、利益は失った勉強量の中身を上回るはず。

なんと言っても、留学とは、名の知れた大学に行って帰国後ディプロマを見せびらかすことに限らない、そんなエリートの見栄より、自分にとって楽しく、有意義な経験になるよう、学業以外の前準備も十分に考えておくと良いと思う。


もと勘違いエリート留学生の、junquitoがお伝えしました(^^)。←エリートではなかったけどガリ勉だったかもなあ。






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Last updated  2007.11.13 01:42:41
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