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カテゴリ:パラグライダー:朝霧
2008年11月22日(土)
今日は朝霧で、年に一度のとんぼカップ(とんぼクラブ主催)が開催される。 先週、三筋山の大会で惨敗したにもかかわらず、今週もコリずに大会に出る事になった。 前回は、初めてのエリアでの初フライトがいきなり大会だったけれど、 今回は、慣れ親しんだホームエリアでの大会。 なので、イイワケが通用しない・・・(汗) そうそう、今回は、 初のコンペの大会に出場です! 朝8時~8時半が受け付けなので、5時半に家を出る。 ちなみに、そんなに早く朝霧に行ったのは初めてだと思う。 受付を済ませて、テイクオフへ。 開会式の風景 ここで、競技説明。 (1)各パイロン得点をとって その合計得点で競う。パイロンの順番は任意(スタートパイロンとゴールを除く)。 (2)満点は1000点とする。1000点以上は全て1000点とする。 (3)ゴールしていない場合は0点とする。 (4)1000点の選手が複数の場合、タイムの短い者を上位とする。 (5)機体のクラス毎に各パイロン得点を定める(クラス別で差を付ける)。 (6)各パイロン得点は1回のみ有効。 (7)各パイロンをとったら必ずEパイロン(スカイ朝ガード前伐採跡)に戻ること。 (8)スタートパイロン・・・Dパイロン(タンク) ゴール・・・・・・・・LD(とんぼランディング) (9)ゴールの1つ前はEパイロンをとる必要なし。 (10)ゴール後の継続フライトは自由ですがアウトランは0点とする。 (11)リフライトのタイム集計スタート時刻はゲートオープン時刻とする。 ここでちょっと考えてみる。 要は、1000点を取って早めにゴール(ランディング)すればいいんだよね。 方向音痴で記憶力の悪い私は、単純なタスクを組んだ。 D(スタート:50点)→E→R(天子:500点)→E→F(もちや:400点)→LD(ランディング:100点) =1050点♪ ↑ これだったら、講習生の頃にも何度かやっているから一番楽かな?? 10時半にゲートオープンして、ダミーの患者さんからテイクオフ。 その後、スカイ朝霧からテイクオフしている機体が、2000m近くまで上げているのを見る。 テイクオフには安定した風が入っているし、早めにセットアップして出る事にした。 そういや、朝霧で飛ぶのって1か月半ぶりかも。 今日は、空気が澄んでいて景色が綺麗だな♪ けれど、大会で余裕がないので、動画はお休みします。 <猪之頭53本目:とんぼカップに初参戦!> テイクオフはクロス1発で成功♪ 前回はテイクオフ出来ずに苦労しただけに、うまくテイクオフして喜んでいると・・・。 あ”~~~~、バックしてる・・・! 南を向いているニモは、北尾根に向かって流されていた。 やばひ・・・と思い、アクセルを踏んでなんとか前に進む。 風が強すぎる! サーマルに当たってもうまく廻せないだろうから、とんぼTO~ウィングTO周りの上昇帯をうろうろ。 すると、徐々に高度が上がってきた。 350mゲインしたところで、西富士に突っ込んでみる。 そこで2000m近くまで高度を上げて、スタートパイロンDを目指す。 すると、GPSがうまく働いていなくて、Dパイロンが分からなくなった。 先行していた師匠が、自分の思っている位置よりかなり遠くで引き返していたし、 このままDを取らずに進んでしまうと、三筋の時みたいに0点になってしまうので、 再び西富士に退散。 荒れ荒れコンディションの中、GPSの設定を変えて、「GO To D」になんとか合わす。 ここで師匠とはぐれてしまった。 再び2000m付近まで高度を上げ、 Dの方向に磁石を向けて、シリンダー半径200mに入ったところで引き返す事にした。 スタートパイロンDに着いたのが、11時29分16秒。 ここからニモのレースがスタートした。 スタート後、まずはEパイロンを取らなければならない。 高度に余裕がない中で、GPSの設定を「GO To E」には変えられなかったので、 確実にスカイ朝霧テイクオフ上空まで行く。←これなら多分シリンダーに入るでしょう。 その後、天子に向かわなきゃならないのだけど、 そのまま鉄塔に行くのはリスクがあると思ったので、 遠回りをして西富士トップに向かって上げなおす。 けれど、いつもあるはずのサーマルがなく、なかなか上がっていかない(汗)。 どうしようかなぁ・・・と困っていたら、ここで救世主が登場! 患者さんが、自分より低い高度で西富士に上がってきた。 患者さんは、2尾根の方向へ行って、そのまま上昇風に乗って稜線をトップアウト! そうか、そっちに行けば上がるのか♪ 付いていったら、楽々稜線の上に出れた。感謝です! とりあえず稜線上でサーマルを引っかけて、1800m付近まで上げる。 鉄塔の先を見ると、患者さんを先頭に、10機ぐらいが鉄塔を越えて天子へ向かって行っていた。 その様子を後ろから観察していたら、 患者さんを含め、私と同じような高度で鉄塔を出た機体が、 一斉にドシンクにハマって、稜線より下の高度に下がって行ってしまった。 え”~~~、このまま行ったら私もああなるのか!? どうしようかなぁ・・・と困っていたら、ここで二人目の救世主が登場! 目の前に、私と同じくらいの高度で、赤いアーティックが天子の方向に向かって進んでいた。 アーティックを観察していると、他の多数の機体と違って、上昇しながら移動して行った。 これは逃してはいけない!と思い、真後ろにくっ付いていく。 すると、全く沈まずに長者まで行けた。 長者でサーマルに当たったので、廻しながらアーティックを再び観察。 すると、天子まで高度が落ちずに進んでいる。 それを見てすぐに後を付いて行った。 あれだけドシンクにハマった大勢の機体を見た後で、自分はほとんど廻さずに天子に到達。 こんな事もあるんだ~、とアーティックに感謝! その救世主のアーティックは、大倉方面に向かって行った。 私はレース中なので、用があるのは天子のRパイロン。 上空がかなり荒れていたので、「Go To R」に合わせられず、 安全パイを取ってかなり遠くまで進んだと思えるところでリターン。 長者付近に戻ったところで、天子に向かう師匠とすれ違った。 その後、西富士トップで再び高度を2000m付近まで上げ、もちやパイロンFを目指す。 そういえば、レース中だったんだよね。 競技は早さを競うものなのに、無駄に高度を上げて進んでいる私。。 ↑それってフリーフライトと同じやん 鉄塔で天子から戻ってくるであろう師匠をしばらく待ったけれど、 来る気配がなかったため、沖タスクを取って先にゴールに向かう事にした。 Eパイロンを取るべく、再びスカイ朝霧テイクオフ上空へ戻ってもちやへ。 もちやに向かう時は、高度に余裕があったので確実に「Go To F」に合わせる。 もちや上空で1550m。 高度余りすぎじゃん? ランディング上空には1100mで戻ってこれた。 ここで、LDパイロンを通り過ぎれば良かったのに、 降りたところで計測されると勘違いをしていて、Eパイロンに遊びに行ってしまった。 高度があれば、他のパイロン(保険)を取って降りるつもりだったけれど、 あまり余裕もなかったので、何もせずにランディングへ向かう。 ↑結局、無駄な時間を費やしてしまった。 LDタイムは、12時26分52秒 フライト記録:獲得高度=1012m、D→LD=57分36秒 降りてから、他の選手と話をしつつ機体を畳んでいたら、 「師匠はまだ飛んでいるの?」と何人かが言っていた。 そういや、ランディングにいないし、どこを飛んでいるんだろう・・・。 かな~り経ってから、師匠が降りてきた。 片付けが終わって、GPSを提出して、大会結果が出るまでとんぼクラブでパーティ。 辺りが暗くなり始めてから、大会の順位が発表された。 なんと、ニモは参加者48名中、女子1位&総合2位になった! とんぼカップのホームページはこちら。 初のコンペの大会&あれだけの強豪の皆様の中で、これにはビックリ! ニモはスピードが遅くて、スピードレースには不利なのだけど、 またまた運に恵まれてしまったのか・・・。 ちなみに、師匠は15位だった。 表彰式で表彰台にあがり、 10,500円相当の賞品をGET♪ 先週は0点という結果で惨敗しただけに、とても嬉しかった! お世話になった、とんぼクラブの皆様に感謝です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年12月10日 23時58分21秒
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