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カテゴリ:パラグライダー:朝霧
2009年3月29日(日)
この日は北西予報なので再び朝霧へ。 朝は日差しゼロのどんより・・・。昨日と同じパターンかなぁ? 予想通り、テイクオフに上がったら青空が広がり始めた。 誰もが「今日はおだやかだ」と言っていた。 10時54分にテイクオフして、10時57分に前山抜け。 その後、おだやかかと思いきや、ピッチングしながら+5くらいのサーマルで上昇。 全然、おだやかじゃないじゃん。 西富士へ行ってみて、強風の中、サーマルで廻すのはどうも効率が悪い。。 昨日のダイラボウのように、サーマルの形が円形ではなさそう。 南方面は吸い上げ雲が続いている。 この時、 怖いサーマルで廻すより、まっすぐ南に向かった方が上がる事に気付く。 雲の吸い上げで稜線全体が上がっている感じ。高度は2000mオーバー。 なるほど。高度を上げるのに、必ずしもサーマルを廻せば良い訳ではないという事だ。 天子までは、ほとんど何もせずに辿り着けそうだ。(ダミーを観察しつつ長者で廻したけど) 「このコンディションなら」と、1850mで天子を離れて大倉へ向かってみる。 大倉へ着くと、高度は1750m。すると、ここでも良いサーマルが。 高度は1900mオーバー。 師匠からは、「大石寺」Goサイン♪ 大石寺は、昨年からの目標だったけれど、1年経っても達成出来なかったんだよね。 これは嬉しい! まっすぐ沖に出していくと、1400m弱で大石寺に到着。 ヤッター!! ![]() (写真の位置より進んで、真下に見えたところでリターンしたつもりが、 ログを見ると大石寺まで350m手前でした。まあ、いっか。) 欲を言えば、上空からお花見に行きたかったのだけど、桜はまだ早いようだ。 後は戻れなきゃ意味がない。 大倉に戻った時には、高度1050mまで落ちる。 一瞬「大倉の人」になってしまうのでは?と頭をよぎるけれど、 「大倉尾根が猪之頭の前山だ」と思って頑張って上げ直す。 ちょうどサーマルを廻していたら、青マントラさんと合流。 +6くらいの怖いサーマルだけれど、青マントラさんと一緒だと心強かった。 上げきって1950m♪ これだったら余裕で天子に帰れる!ラッキー。 青マントラさんは大石寺へ向かっていきました。 天子で雲底まで上げたら、師匠から「天子湖」Goサイン♪ 2200m弱で天子を離れて、天子湖を目指す。 前回天子湖へ行った時は、3000mまで上げたけれど、 今日はそれよりはるか低い高度での挑戦。 ちょうどハングが天子湖の手前で上げていたので、高度回復が出来そうだ。 天子湖の手前の尾根で、1600mまで落ちてそこから2150mまで上げ直し。 今日はサーマルバンバン! 湖上空まで行ってやる~~♪ぐらいの勢いだったのだけど、 師匠から戻れサインが出たので、天子湖の尾根1750mでリターン。 今日の天子湖は、エメラルドグリーンではなかった。 ![]() ![]() ↑天子湖とニモ:師匠撮影 帰りはスピード24km/h。ありゃ、フォローじゃないのね。 天子湖手前の尾根で今度は1500mまで落ちる。 やばっ、上げ直さなきゃ帰れない! 必死になって廻したら、+7.9の上昇で雲底(2200m弱)へ。翼端を折る。 「今日のコンディションなら世界地図も行けるかもよ?」と師匠から無線が入る。 けれど、世界地図目指して沖に出そうとしたら、-6.8の大シンクにハマる。 (初めて世界地図に行ったときは、長者から走って行けたのに) 今日は、上昇と下降の差がホントに激しいです。 とりあえず、西富士へ戻ってみると、すでに稜線は日陰になってしまっていた。 シンク帯だらけで渋い渋い。。 なんとか1900mまで上げ直すけれど、そこで頭打ち。 日陰の稜線から沖に向かう間に大シンク。 ひなたの沖のサーマルに期待してみたけれど、良いのがなさそう。 ランディング上空は講習生がクローズになるほどの強風。 腰が痛くなってきたし、降りる事にした。13時38分ランディング。 ![]() 初大石寺の記録達成&久々のロングフライトでした♪寒かったし、疲れた~。 HOGMAPはNo.4585です。
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