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カテゴリ:パラグライダー:講習生時代
2007年3月18日(日)
今日はバンバンの予報らしい。 講習生の私は白糸エリア限定になった。 テイクオフに着くと、風がフォローです。 この日の景色はものすごく済んでいて、遠くの海まで綺麗に見えた。 12時半ごろ、やっとアゲインストに変わり、パイロットの方からオープンに。 ダミーの師匠が、良いサーマルを拾って天子を超えていく。 それを見て、P証以上の方がぞくぞくとテイクオフ。 けど、すぐにぶっ飛びコンディションに。 ぶっ飛んだ方が再びテイクオフにあがってきた頃、やっと講習生オープンになった。 講習生は、良いコンディションでは出られないのですね。 時間は13時半ごろだろうか。 そろそろグラハン道場に行かなきゃならないし、この1本が勝負だ! ついに、GPSデビュー! 記念にMYイマジンで飛ぼうと思ってたけど、 このコンディションならやめた方がいいと言われ、試乗機に乗ることになった。 先にテイクオフしているPの方が、テイクオフ上空で、バサバサ潰されている。 <白糸22本目:MOJO2(DHV1)> クロスでテイクオフ。 荒れているテイクオフ上空でも、この機体では安定。 良い上昇帯があったので、そこで廻してみる。 無線「そこから離れて」 あっ、やっぱ怒られた。 その時、ランディングにぶっ飛んで行く機体が5機くらい見えた。 思いっきりシンクタイムじゃんか。 って事は、やっぱ私もぶっ飛びか?? GPSデビューなのに! このまま何も出来ないのは嫌だったので、右の方に向かってみた。 するとわずかな上昇帯を発見! さすがにそこで360は廻せないので、8の字で上昇帯の大きさ・形を探ってみる。 少しでも外すと激しいシンク帯。 けど、だんだん慣れてきて、高度は950mに♪(テイクオフは840m) その高度があれば、360も廻せる! 山との距離を保ちつつ、回してみたらHIT! 高度は1000mに届きそうだった。 白糸では、 テイクオフ側の尾根では最高でも+200mしか上がらないらしいから もうちょっとあげれば、南尾根→天子を狙える♪ 気付くと、周りに機体が誰もいない。皆ランディングに。 これなら他機警戒することなく廻せる! 高度は1040m!よしっMAXだ。 南尾根へは、誘導がつくはずだ。 指示を待っていたら 無線「強風でフォバっているから、ランディング方面に戻って」 が~~~ん。。 確かに、機体がなかなか前に進んでいかないような、強風コンディションになっていた。 しぶしぶランディングに向かうと、その途中に良いサーマルが。 通過するだけでも、ものすごく上昇していく。 高度は1100mを超えていた。 ここで廻したい!けど、戻らなきゃだね。そのまま通過です。 無線「ランディングが強風で降りるの難しいから、1時間ねばってみて。 そしたら、風も落ち着くかもしれないから。」 ( ̄Д ̄;) 、これから1時間降りるなですと? ・山に近づくな ・風下へ行くな こんな条件じゃ、とても無理です。。。 ってか、もっと早く言って頂ければ、サーマル廻してたのに。 機体はゆっくりとランディングに進んでいく。 MOJO2はものすごく安定しているし、これなら!と思い、カメラで写真を撮ってみた。 富士山を入れて、カラビナを入れれば飛んでる感じがするし。 ![]() その時、どこからか、翼端を折って降りてくる1機を発見。 どうやら師匠っぽい。 どこまで行ってきたんだろうか。その写真も撮ってみた。 まさか撮られているとは思わないだろうな。 ![]() 師匠が降りるのなら、グラハンに付いていかなきゃと思い、私も高度処理に入る。 無線「今なら風が落ち着いてきたから降りられるかも」 けど、ランディング上空で高度が下がらず、 突風が急にきて後20mのところで翼が30%潰された。 Hイントラ「上を見ないで!」 必死で生きている方のブレークを引いて回復させた。 なんとか足がつくまで2mくらいのところまできて、ふわっと安定したかと思ったら、 !!!! 後ろにバックしてるじゃありませんか! こんな経験、初めてです。 その時、ランディングの皆が私に駆け寄ってきて、機体を押さえてくれた。 おかげで無事に降りられました。 フライト記録:獲得高度+301m、フライト時間:37分 この時のコンディションは、マントラの上限の方でもバックしたほどの強風。 なのに、MOJO2は最後の潰れ以外は安定+前にも進んでくれた。 同じDHV1の機体と言う事で、イマジンと同じ性能だと思い込んでいたけど全然違った。 この機体に助けられた気がします。 その後は、2本目を飛ばずにグラハン道場へ。 Yイントラは、白糸はこれからがバンバンコンディションだから もったいないと言っていたけど、 私にとってはグラハンが大事。 昨日は散々だったけど、この日やっと2本連続スラロームが出来、 ハンコを頂けた♪本当にやっとです。 その後はショップに戻って早速初GPSのログを見る。 すると皆が駆け寄ってきて 「え!どこにも行ってないじゃん」( ̄Д ̄;) 「何ごちゃごちゃやってんの!?」( ̄Д ̄;) 「ダメだよ、こんな山際で廻しちゃ」( ̄Д ̄;) 言われたい放題ボロクソに言われてます。 あ~~~、初のGPSデビューなのに(悲) ![]() あの~、いちお講習生が講習しているだけなので おお目に見ていただけませんか? 恐るべし、GPS。 全部バレてしまいます。 後日、師匠のフライトログが送られてきた。 ![]() ![]() 「天子湖とダム湖の西側に行ってきた。」と師匠。 この日に初めて、師匠のフライトの実力を知った。 グラハンだけでなく、フライトも凄過ぎる! 妖怪と呼ばれているだけあるわけだ。 私は、「そんな凄い人に付いていきたい」という意味で、 「付いていきたいです。」と師匠にメールを送ったところ、 「じゃあ、今度は一緒に飛ぶから、付いてきて」と勘違いされて返信が返ってきた。( ̄Д ̄;) ! この日から、、、 上級機による初級機(講習生) え~~~ん、実力が違い過ぎるよ~~!! けれど、私もいつか「天子湖」まで行ってみたいな♪
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2009年11月26日 18時07分26秒
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