2010/10/09(土)13:46
朝霧タンデム:ペタペタ尾根に張り付いて
2010年10月2日(土)
フランスから帰国して、1週間。
連日のビデオ編集で、クタクタ。
どこかに遠征する気にもなれず、ホームの朝霧へ。
スカイ朝霧、とんぼクラブに顔を出すと、北風が強くて飛べない様子。
フランスのお土産の、「 八角 の飴 」を配る。
かなりチャレンジングな味で、平気な人、ダメな人、それぞれ。
お口に合わなかった方、ごめんなさい。
徐々に北風は弱まり、飛べるコンディションに。
けれど、私は、ソロで飛ぶ体力がない・・・・・。
雲も、稜線にかかっている。
ん!? こんな時は ??
とんぼクラブの tokusan に、タンデムをお願いしてみる。
すると、快くOKを頂けました~ ♪
「いつか、稜線ペタペタで、タンデムで天子まで連れて行って下さい。」と、
tokusan にお願いしてあったのである。
朝霧は、ホームエリアなのに、
高度が1700m以上ないと、稜線を走れない チキンフライヤーなので、
とんぼクラブでは、
『 1700m のJUNちゃん 』 というあだ名が付いているのだとか??(汗)
これでは、ホームフライヤーとしてマズイ!
今日は、tokusan に、低空での稜線の走り方を教えて頂きます ♪
その様子を、GoProで撮影する事にしました。
テイクオフにて。
前山は、ぶっ飛ぶ機体もたくさんいて、かなり渋そう・・・・。
tokusan には大変失礼ですが、前山・・・抜けられるのかな?? と、心配になった。
けど、パッセンジャーは、気楽で良いな~ ♪
タンデムのアンバー・アトム隊より、先に出させて頂きました。
ありがとうございます!
テイクオフ時、フロントでテイクオフして、宙に浮いた瞬間に、
tokusanが、後ろからパッセンジャーのハーネスを押して、座らせてくれました。
このご配慮は、パッセンジャーとしてはとても嬉しい ♪
(過去に、「うまく座れません・・・」と、困った事が何度もあったもので・・・。)
↑ 前山は、OZONE がいっぱい。
スカ朝まで1往復したところで、北尾根付近に弱いサーマル発見!
「ここで廻す人はあまりいないから、上げやすいよ」と、tokusan。
+ 0.5 以下のサーマルを的確に捉えていきます。
何十周廻しても、なかなか上がっていかないぐらいに渋いサーマルだったけれど、
全く外す事なく前山抜け!
本当に無駄な動きが一つもなくて、パイロットの腕の良さが良く分かります。
これなら、パッセンジャーとして安心できます ♪
1400mを超えると、周囲がうっすら。
雲から離れないように、鉄塔へ。
「方角は南を向いている?
1350m以上で南に向かっていれば、尾根にぶつかる事ないから。」
こんなフライト・・・私にはあり得ません。
鉄塔を超えて、1250~1350mくらいで稜線を走る。
「山梨側からガスが上がってきているところには、リフトがあるから。」
いろいろレクチャーをして頂いて、長者尾根へ。
けれど、長者ではあまり上がらず。
「いつもは南側に回るとリフトがあるけれど、今日は東風だから、厳しいね。」
天子は諦めて、戻れるうちに、戻る事にしました。
「今日みたいな日は、無理に突っ込むと、アウトランやツリーをする人が出そうだな。」
タンデム機は、とんぼクラブに無事ランディング。
tokusan が編集して下さったビデオは、こちら(クリック)
この後、tokusan の読み通り、アウトラン続出のツリーラン(2件)あり。
あの妖怪さんでさえ、1日に2度アウトランという珍しい日であった。
朝霧フライト暦20年の、tokusan の読みは、正しかった。
さすが!
長く感じたフライト時間ですが、たったの28分でした。
これだけ渋いコンディションで、
タンデム機でそれだけの時間で長者を往復できるなんて!
びっくりです。
tokusan、ありがとうございました ♪
フライトの後は、とんぼクラブのマスコット犬:チワワのちくわをお借りして、
スカイ朝霧へ遊びに行く。
ありゃ?
↑ 患者さんの機体に、物珍しそうに群がるスカイ朝霧の皆さん。
これを見てしまうと、講習生の頃から乗っているニモ(HOOK)は、
まだまだ元気かな~??と、思ってしまう。
しばらくすると、DELTA XS に乗るジャイコさんが降りてきました。
フランス では、DELTA XS が日本に来るのは、ずいぶん先じゃないの?
と、噂されていましたが、帰国後1週間でスカイ朝霧に到着していました。
↑ DELTA の感想会。
大好評の良いグライダーですね ♪
これから、全国のエリアを旅するのでしょう。
今週は、日帰りの朝霧 でした。
(翌日は、雨予報だったのに、晴れてバンバンだったようですが。)