2011/10/30(日)19:46
秋の木になる赤い実たち その1
[ 昨日の空 ]
今日は朝から雨が降ったり止んだり
気温も上がらず少し肌寒い一日
昨日はこんなに良いお天気だったのにね
今日はお山の木に生っている赤い実をご紹介
[ 冬青(ソヨゴ)の実 ]
モチノキ科の常緑樹「冬青(ソヨゴ)」の実が赤くなってきた
冬も葉っぱが青々としているので「冬青」と書き
葉っぱが風に吹かれるとソヨソヨとそよぐので
「ソヨゴ」と名付けられたという
なかなか読めない植物の名前の一つ
[ ソヨゴの花 ]
初夏に可愛い小さな白いお花を咲かせていた「ソヨゴ」が
こんな実をつけていた
まだこれからもう少し赤くなるはず
[ ソヨゴの実 ]
人間には食べられない実だそうだけれど
鳥さんには人気があるとか無いとかいろいろ
続いてこんな実はいかが
[ 鎌柄(カマツカ) ]
バラ科カマツカ属の落葉樹「鎌柄(カマツカ)」
冬には真っ赤な実がとても綺麗な木
実は まだまだもっと赤くなる
ちょっと「サンザシ」に似たお花を七月初め頃に咲かせる
バラ科のお花だけあってなかなか端整なお花
[ 夏の鎌柄(カマツカ)の花 ]
木質が硬くて折れにくいので鎌の柄に使われたため付いた名前
どうして赤い実をつける木は白いお花を咲かせるのだろう
[ カマツカの実 ]
サクランボもリンゴもお花は白い
真っ赤な小さな実をつけるガマズミも白いお花
何故だろうね 不思議
[ カマツカの実 ]
「カマツカ」の実は冬が深くなっても残っていて
葉の落ちた枝に 鮮やかな赤い実が良く目立つ木
でも葉っぱがまだあるときは「ソヨゴ」の木と間違えそう
おまけにもう一つ赤い実をご紹介
[ 灰汁柴(アクシバ) ]
地面を覆うように横に広がる背の低い木
ツツジ科スノキ属の低落葉樹「灰汁柴(アクシバ)」
もとは枝がいつも青くて背が低い木なので
「青木柴」と呼ばれていたものが転訛して「アクシバ」になったという
[ 灰汁柴(アクシバ)の実 ]
燃やした灰で灰汁を作り あく抜きに用いたからとの説もあるけれど
それに該当する木はいくらでもありそうなので違うように思う
撮った写真がピンボケなので数日後 もう一度見に行ったら
もう実がなくなっていた ・ ・ ・
ツツジ科スノキ属といえば「ブルーベリー」や「ナツハゼ」
「スノキ」などと同じでやっぱり果実は美味しいそうな
来年はお花も見てみたいし 果実も食べてみたい
「アクシバ」についてはココをクリック お花が見られるよ
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おまけの写真
[ Lion Dance 中国獅子舞 ]
市立兵庫商業高校龍獅団による演舞
海外遠征までする事のある兵庫では有名な高校生舞踊クラブ
昨日 お散歩の途中で演舞をしているのに出会った
どんな踊りか見たい人はココをクリック
[ 神戸市立兵庫商業高校 竜獅団の獅子舞 ]
驚いたのは、演舞者や演奏者が全員女子生徒だったこと
男子部員はどうも龍舞のほうをするみたい
昨日は龍舞は無かったけれどね