ジュラのお散歩花日記

今日の午前中は雲も無く　快晴のお天気だったけれど


午後から雲が出てきて　晴れたり曇ったりのお天気


気温はあまり上がらない


今日は　この初秋から追いかけている野草のお話




[　鵯上戸（ヒヨドリジョウゴ）　]


今は葉っぱが枯れて　残った赤い実が綺麗な


ナス科ナス族のつる草「鵯上戸（ヒヨドリジョウゴ）」





撓に実ったプチトマトのような赤くて可愛い実


そう言えば　トマトもナス科ナス属の野菜




[　初秋のヒヨドリジョウゴの花　]


夏の終わりから初秋にかけて


白いお花を咲かせる「ヒヨドリジョウゴ」





お花はとても優しげで


隠れるように咲いていた




[　ヒヨドリジョウゴの若い実　]


お花からは緑色のツヤツヤしたま～るい実が出来る


でもこの頃も全然目立たない野草





やがて１０月にはいると　橙色に色づき始める


やっと人目に付きやすくなってきた





赤く熟れた「ヒヨドリジョウゴ」


名前の由来は　はっきり言って判らない


鵯（ヒヨドリ）が好んで食べるから付いた名前との説があるけど


ネットで見ると誰もヒヨドリが食べているのを見たことが無いみたい





第一　この実には「ソラニン」と言う


毒性の強いアルカロイドが含まれている


その為か　こんなに赤くなっているのに


鳥さんに食べられたような形跡が全然無い





「ソラニン」は神経毒　食べて中毒すると


溶血作用を示し、頻脈、頭痛、嘔吐、胃炎、下痢、食欲減退などを起こす


更に大量に摂取した場合は、昏睡状態に陥り、死亡する場合もあるそうな


（　詳しくはココをクリックしてね　）





私は悪食で有名な「ヒヨドリ」がこの実を食べて


酔った様になったのを見た人がつけた名前じゃないかと思っている





知らずに食べて　酷い目に会った人もきっと居たんだろうなぁ


赤い実が　いかにも美味しそうに誘っている




[　ヒヨドリジョウゴの実　]


食べられないけれど　お花も実も可愛くて


毎年この実が赤くなるのを楽しみにしている


いつも同じところで見つかるとは限らない野草


今年は三箇所で見つけた


その内の二個所では実が赤くなって初めて気がついた


今年の秋の嬉しい発見の一つとなった


　　　　　　　　昨年のブログ「こんなに赤くなったよ」　←　ココをクリック

－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

今日の夕暮れ



明後日のお天気はあまり崩れないとの予報に変わりましたね

年末は晴れてくれるほうが良いですが

空気が乾燥して　風邪が流行ったり　火事が増えたりしがちです

気をつけましょうね