ジュラのお散歩花日記

今朝は全国的に気温が下がって寒かったそうですね

こちらも今朝は今の秋二度目の１０．４℃を記録し寒かったです

平年だと１３℃ほどあるんだけれどね　・　・　・



庭のモミジも色づいて来ましたが

真っ赤になる前にもう散り始めています



今年はあまり綺麗な紅葉は期待できないかも

昼夜の気温差が大きくなるほど紅葉は綺麗になるだなんて聞いた事がありますが

夏場の気温が高く、雨量が多いと言うのも紅葉が綺麗になる条件だとか



この辺りは６～７月と空梅雨で

８月は例年と比べ猛暑も少なく気温は低めでした

そういう意味では紅葉には恵まれない年のようです



公園のモミジバフウが綺麗に色づいています



種類はわかりませんが、こんなにカラフルな木もありました

いかにも晩秋ですね



そうかと思えば、まだこんなに綺麗なお花を咲かせているコスモス畑があります



此処のコスモスは９月頃から咲き出していて

先月中ごろにはもうお花も減って、今シーズンはお終いと思っていたのに

何故かまた復活してこんなに沢山咲いています



でももう蕾は少なそう

種がいっぱい出来かけています



今日のお話は、よくお散歩で通る近くの神社の裏道での事



[　神社の裏道　]

この神社は昭和の始めに小高い丘の上に作られた

比較的新しい神社です

神社が建てられるまでは小さなお山だったみたいで

今でもお山で見られるような山野草が生えていたりします



その一つにキク科の多年草「千本槍（センボンヤリ）」があります

このセンボンヤリは変わったお花で、春型と秋型のお花を咲かせます



[　千本槍（センボンヤリ）の秋の綿帽子　]

この秋のお花の後の綿帽子の様子が

毛槍が並んでいるように見えるため「千本槍」と言われました



センボンヤリのお花が本当に咲くのは春だけ



[　センボンヤリの春型の花　]

春型のお花は背丈が低く１０センチほどしかありませんが



[　センボンヤリの秋型の閉鎖花　]

秋型のお花は花開かない閉鎖花ばかりで

背丈が３０センチほどになり大きな綿帽子をつけます

閉鎖花とは花が開かないまま自家受精を行い結実する花のことです



[　センボンヤリの閉鎖花と綿帽子　]

このセンボンヤリの写真を撮っているときに、その出会いが起きました

センボンヤリの綿帽子とは異なる綿毛をつけた背丈の低い野草を発見



どこかで見たようなその綿毛

そう、ついこの間植物園にわざわざ写真を撮りに行った

あのキッコウハグマの綿毛に似ています

辺りを見渡してみると



なんとこんな所にあの亀甲白熊（キッコウハグマ）のお花が、咲いているではありませんか



[　亀甲白熊（キッコウハグマ）　]

キッコウハグマは六甲山系の中腹部に広く分布しているとネットに書いてありましたが

今までお目にかかったことがありませんでした

この前、初めて植物園でお目にかかったばかりです



[　キッコウハグマの亀の甲羅に似た葉　]

この五角形の葉っぱが亀の甲羅に似ているとして「亀甲」の名前がついてます



[　キッコウハグマ　]

数えてみると道の両脇に合計２０株ほど生えていました

本当に驚きの再会です



植物園にある群生ほど大きくはありませんが

これで来年からは植物園へ行かなくても

家の近くでこのお花に会うことが出来そうです



[　亀甲白熊（キッコウハグマ）の花　]

ところでネットで調べるとキッコウハグマのお花には閉鎖花が多く

めったに咲いたお花は見られないなんて書いてありましたが

植物園のキッコウハグマも、ここのキッコウハグマも

沢山お花を咲かせていました、これってラッキー？

　　　　　

－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

今日の夕暮れ



今日のお月様は十二夜の月



[　十二夜の月　]

（　お月様をクリックすると大きな画像が別窓で開きます　）