ジュラのお散歩花日記

2015/08/01(土)04:56

真夏のお山では

道端のお花(1623)

今日は七月最後の日 暑かったです この夏で一番暑かったみたい 真夏日を記録したのは718/930地点 猛暑日(35℃以上)を記録したのはその内の157地点 当地は朝の最低気温が27.7℃で930地点中2番めに高かったそうです 日中はMax34.8℃と猛暑日の一歩手前 今日は植物園へ行きたかったのですが、この暑さに諦めました ・ ・ ・ 仕方なく、近場のお山へ出かけました なるべく木陰を選んで歩きます 今年のお山の夏はと言いますと 例年よりお花が少なそうです [ 令法(リョウブ) ] リョウブの木にはあまりお花がついていません 今年は裏年なのでしょうか リョウブのお花は年によって出来不出来の波が大きいです [ 金水引(キンミズヒキ) ] 道端に咲いているキンミズヒキのお花も少ないです ただこれは菊水山だけの傾向かもしれません 植物園ではキンミズヒキの花咲く前の姿をよく見かけていましたから [ カエデドコロ ] 昨年はよく目についたヤマイモ科のカエデドコロのお花も 今年は少ないです 昨年と比べ変わらないお花もあります [ ヒメヤブラン ] 見逃してしまいそうなヒメヤブランの可憐なお花 ヒメヤブランのお花は今年のほうがよく目にするように思えます [ 鵯花(ヒヨドリバナ) ] 秋の七草の藤袴(フジバカマ)によく似たお花を咲かせるキク科のヒヨドリバナも 今年のほうがよく目にします このヒヨドリバナのお花は秋の中頃まで咲き続けます [ ヒヨドリバナ ] こんなお花も咲き始めました [ 黄雁皮(キガンピ) ] ジンチョウゲ科のキガンピのお花です キガンピは和紙「雁皮紙(ガンピシ)」の原料となる木の一つです もう一つの原料になる木「雁皮(ガンピ)」のお花は ふた月ほど前に咲き終わりました ガンピもキガンピもここ菊水山ではよく見かける木です 六甲山系の東には「名塩(なじお)」と言う和紙の産地があり 昔から雁皮紙が作られてきました リョウブと同様に今年お花が少ない木にこの木があります [ 臭木(クサギ) ] 今年は臭木(クサギ)の木にお花があまり付いていません クサギのお花にも波があり少ない年は今までもありましたが 今年はちょっと酷そうです 木に花芽ができる頃の気候が不順だとお花が減るみたいです このお花はいい香りがするので お花の時期にお山を歩くと咲いている場所が判るものなんですが 今年は無理かもしれません いつもお花のあとに出来る 空色の実とその実を包む真っ赤な萼の姿を楽しみにしているのですが 今年は見ることができるでしょうか 鳥さんたちもあの青い実を楽しみにしていると思います [ クサギの花 ] 明日はお山で出会った生き物たちのお話です 今日の夕暮れ時は雲がなく 夕焼けは見られませんでした その代わりこんなものを見ることが出来ました Blue moonと呼ばれる満月です この七月は二日と三十一日の二回満月が見られました この二回目の満月をBlue moon(ブルームーン)と呼ぶそうです 特に青いお月様というわけではありませんが 二回目の満月という意味で「ダブルムーン」と呼んでいたものが 「ブルームーン」に転訛したと言われています [ 十六夜 満月 ] お月様をクリックすると大きな画像が開きます        

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