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テーマ:本のある暮らし(3311)
カテゴリ:日記
タイトルは
宮沢賢治の「春と修羅」にかけております。 今夜は、タロット教室の補講があって、その生徒さんと終わってから 本の話になり、お互いわりと本好きの哲学好きだとわかり、盛り上がるの巻 夜道も暗くなるとお送りすることもありで、 こられる時に、ガスの事故があったような感じで消防車がたくさん止まっていた というお話を聞いたりして大正は意外と野蛮な町やねんとか(いきなり話は 飛んでいるのですが、野蛮で庶民な話は省略)いいながら、 見送り一人になってから 路地を歩いていると ふと宮沢賢治の「アメユジュトテチテケンジャ」というフレーズが出てくる 永訣の朝という詩が頭をめぐりはじめました この詩がとても好きみたいでふと、ぼんやりすると浮かぶという 自分の中に入るとまず流れてきて 自分がその中のいるような気分になってきます 最愛の妹、としこがなくなる朝に、「雪が食べたい」といって たべさしてあげる歌といってしまえばいいのですが 悲しくも白い光が照り返す詩で、夏の蒸し暑い夜に思い浮かぶ詩ではない。 その詩は、人に何事かを頼むことはその頼まれて、任を果たす存在を 救うんだということを教えてくれた詩に 捉えている私がいるようで。 賢治が妹の死に際し、書いた詩はとても悲しく、美しい。 夏になると害虫がたくさん出てきて、 この世界の修羅を感じる。夏と修羅。ごめんね、ゴ○ちゃん。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.07.03 23:03:21
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