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Juteline's Ball Room et cetera

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リバテクの疑問点

リバテクの疑問点

リバテクの疑問点


リバテクのイギリス語の原文を読んだことはありません
原文を読めるほどの イギリス語の読解力もありません

リバテクの翻訳書と 唄っている本も 読んだ事がありません
リバテクの内容らしいと思われる本を 多数読みました
リバテクの内容を 勘違いして教えているなと 感じられるレッスンを 多数経験しました

原文を読まなくても 10年社交ダンスをやると リバテクの内容は こういうことらしいと 分かってくるものです

原文を直接理解していない上での 発言なので 【疑問点】と書いておきますが 要するに 【リバテクの間違い】部分の指摘と 受け容れて下さい



CBMの疑問点
1)ウイスク
女子第1歩 CBMなし
男子第1歩 弱いCBMあり


足順説明のステップ1歩の定義と 踊る時の実際上のステップ1歩との相違点
足順説明では 例えば 【左足前進】とは 右支持足よりも前に 左移動足を 前進予定ステップ位置まで前進させてから 左足に体重移動して 左支持足で 右移動足を引き寄せるまでの タイミングを 1歩の永さ(時間的永さ)と 考えるようです


      足順説明の1歩
     ┌─────────┐
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3    │    1    │     2
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          │          │
          └──────────┘
           実際上の1歩



足順説明の1歩は 3.5拍~1.4拍までを意味する
実際上の1歩は  1.0拍~1.9拍までを意味する


ウイスクの女子第1歩は
  足順説明では 右足を後退用意してステップ予定の位置に 踏みとどまってから 移動足を引き寄せるまでを 1歩とタイミング計算するのです
ですから CBMを入れて右足後退してから左足を引き寄せるまでに 右足で1/4右回転するからボディーのCBMが戻されて ボディーの向きも 右足の向きも壁の方向に向く【背面する】ことになるので リバテクでは【女子第1歩 CBM無し】……と表現している
足順説明上からは 一見正しそうに勘違いする人が 多いと思われるが CBMの定義上からは 間違いであろう
CBMの定義は 後退歩と反対側を後ろへ引き寄せると言う【反胴動作】を 云うのですから ステップ足へ体重移動してからCBMをほどくように元へ戻すことに関しては 一切無関係のはずです
ですから ウイスク女子1歩は 【CBMあり】とするべきでしょう
この意味から リバテクは 間違いでしょう




男子第1歩の【弱いCBM】の解釈
1)クローズド・チェンジとの比較
クローズド・チェンジを考えて見ますと
第1歩が 壁斜めに面してスタートして
第2歩が 壁斜めよりも少し左寄り 即ち 壁斜めとLODとの中間に面して終わる
ボディーの向きが 第1歩の始めと終わりでは 少し左回転することになり このボディー回転を【弱いCBM】を入れる……と解釈されます

2)この解釈を ウイスクに当てはめて見ますと
ウイスク第1歩は 壁斜めに面してスタートして (弱いCBMを入れる)……とリバテクの主張通りに ボディーを少し左回転させてみても その直後に左足への重心移動を考えて見ますと 女子第1歩の右ヒールが下りないうちに(下りるまでの間に) 右ボールで1/8右回転をするように 男子がリードしなければなりません
即ち 男子ボディーも右回転させることが 必要となります
クローズド・チェンジと同様の 男子ボディーの左回転を行なったのでは リードが出来なくなります

この意味からも ウイスクの男子第1歩 弱いCBMは 間違いと云うべきでしょう


タンゴウォークのCBM


タンゴのウォーク2歩(Two walks)は
2通りのやり方がある
1)プログレッシブ・リンクへ接続する場合と
2)ウォーク2歩目をPPエンディングして プロムナード系へ接続する場合


2)のやり方は
  後続フィガーに プログレッシブ・リンクを用いないで ウォーク2歩目でPPに開いて後続フィガーを プロムナード系フィガーへ接続する
このPPエンディングのウォークは
  ウォーク第1歩 CBM無し
ウォーク第2歩 SL無し
と解釈することが リバテク内容であると思えるのですが このリバテク内容は このまま適切で正しいと 考えられます


1)のやり方について
ウォーク第1歩 CBM無し
ウォーク第2歩 SLあり
これが リバテクの内容であるが
間違いと考えるべきであろう

タンゴ・ウォークの左カーブ性の特性上からは 疑問となる
ウォークは 時計と反対周りの円周を描くように 進行する……と言う左カーブ性の原則がある
円周状に ウォークすることから 左サイドよりも右サイドをより大きく進めることになる


ウォーク第2歩に於いて SDが用いられるのと同様に
  ウォーク第1歩に於いても CBMが用いられると………考える方が適切であろう
この意味から リバテクは 間違いでしょう


SLのポジションを意味するSLP

CBMに関連して CBMPの用語が規定されているように
SLに関連して SLP【ショルダー・リーディング・ポジション】の用語を規定しなかったことによる 弊害がある

バック・コルテの第1歩
  男子SLで左足後退
女子SLで右足前進

このリバテク内容は 間違いと云うべきであろう
ボディの左サイドも右サイドも 平行移動するわけです
平行移動する点から考えれば SL動作は 用いていないわけであり 足の位置だけがSLのポジションになっているのです
ですから SLPと云う用語を ここで用いる必要がある………と云うことを リバテクは見落としたと言えるのです


CBMPの用語についてのリバテクの解釈は ワルツのように両足を揃えたフット・ポジションから 男子左足を前進用意しながら CBM動作を強く入れた場合に 右足の前方に交差上の位置に 左足がステップされる
より 強く極端にCBMをやれば CBMPにアクロスしたフット・ポジションになる
この交差状のフット・ポジションをCBMのポジションと用語規定したわけです

同様に 両足を揃えたフット・ポジションから 男子左足を後退用意しながら SL動作を強く入れた場合には バック・コルテの第1歩と 同様のフット・ポジションになるわけです

バック・コルテの第1歩は 左サイドと右サイドが 平行移動するのですから SL動作は 行ってはいないわけであり フット・ポジションだけが似ているのですから SLのポジション イコール 【SLPショルダー・リーディング・ポジション】と云う用語を規定する方が 適切であろう

この意味から バック・コルテの男子第1歩SLで後退(女子第1歩右足SLで前進)は 間違いでしょう


オープン・リヴァース・ターン・【レディ・インライン・クローズド・フィニッシュ】の  男子第3歩は バック・コルテの第1歩と フット・ポジションは同じであるが 右足の回転量がバック・コルテとは 異なるから【SLで後退】……と表現されるのです
この点は リバテクの通りで正しいのです
オープン・リヴァース・ターン・【レディ・インライン】は 第3歩が SLで後退である


そして オープン・リヴァース・ターン・【レディ・インライン】は 必ず【クローズド・フィニッシュ】に終わらなければいけないのです
(オープン・フィニッシュ)は リバテクには 書かれていないのです
 



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